世界最高の暗殺者、異世界貴族の転生する
★★★☆☆
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かつて、地球に世界最高の暗殺者と称された初老の男性がいた。男性は高齢を理由に引退する前の最後の暗殺を終え、これからの生活に思いを馳せながら日本へ帰国する最中、所属していた組織によって口封じのために飛行機事故に見せかけて暗殺されてしまう。
しかし、男性は死後に出会った女神から異世界の勇者を殺してほしいとの依頼を受ける。今から16年後、勇者は魔王を討伐した後に狂ったうえ、その2年後には世界を滅ぼすという。女神の依頼を受けた男性は、【超回復】【式を織るもの】【成長限界突破】などの優れたスキルを得て異世界に転生し、アルヴァン王国で暗殺を請け負う貴族トウアハーデ家の長男、ルーグ・トウアハーデとして2度目の生を得る。
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アマプラで視聴。
今まで見てきた異世界転生アニメの詰め合わせのようなストーリー、展開、設定で真新しさはなし。ただし、そういうのを考えずに見ると、同タイプのアニメよりかはまだ見れるレベル。
18歳までに勇者を殺すという明確な目標があり、その目標を主軸として特に脱線することなく進んでいくので上にも書いたけどまぁ見れる。一方で、前世では仕事最優先の冷酷な暗殺者だったルーグが、普通の幸せを手に入れるためにディアに恋をしてそれを隠さないってエピソードもまぁまぁGOODで、終盤はそこも絡めていたのも面白かった。
残念なのは終わり方かな。
ついに(本物と思われる?)勇者登場が、ラストシーンだった。もう少しスッキリと区切りたい。