ターミナル・リスト(シーズン1)
★★★★☆
アニメばかり見るのもアレなので、たまには海外ドラマでも見てみようかと思ってたらオススメに出てきた。主演はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやジュラシック・ワールド等で主演を勤めるクリス・プラット。
助演としてはバトルシップやオンリー・ザ・ブレイブ、ローン・サバイバーなど個人的に好きな映画に謎に出演してるテイラー・キッチュ。もう1人はコンスタンス・ウーという台湾系アメリカ人の女優(画像右)。
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あらすじ(wikiより)
ネイビーシールズのジェームズ・リース少佐は、シリアで化学者カハニ殺害の特殊作戦”オーディンの剣”を実行に移すが、敵側の待ち伏せで12名の部下が殺害されて、ブーザーと二人だけで帰国する。
通信記録と記憶は食い違い、頭痛とめまいに悩まされる。ブーザーは不審な自殺を遂げ、リースは何者かに襲われて妻と娘は殺害されて容疑をかけられる。リースは陰謀を暴くため、かつての戦友でCIA局員のベン・エドワーズ、かつて命を救った元軍パイロットのリズ・ライリー、記者のケイティ・ブラニクの協力を得る。
陰謀に関わった人物への復讐リスト(The terminal list)を、娘が絵を描いてくれた紙の裏に書き、名前を足しては殺害後に線を引いていく。
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アメリカ産の陰謀スリラー
素直に面白かった。
ギャグを一切言わないクリス・プラットってのも最初こそ違和感があったが、すぐに慣れた。むしろ、頭痛や目眩に苛まれ記憶の食い違い等により生み出されるイカれた表情や演技が上手なことで…多才なんだな。
協力するテイラー・キッチュもまた渋くてカッコイイ。バトルシップでのあのクサすぎる演技が記憶にあるので、今作で個人的な評価はアップグレードされました。
シーズン1は全8話だが、1話序盤から迫力ある戦闘シーンに緊迫感のあるやり取り。すぐに陰謀を暴くために動き出す等ストーリーのスピード感がいい。やはりお金のかけ方が違う、このレベルの作品がドラマで見られるんだなと。
強いて言えば、リースの妻と娘を殺す必要性がわからなかった。作中で何か言っていた気がするが、これのせいでリースの復讐心がより一層増したし、(後に裏切っていたことが発覚したが)リースの相棒であるベンも協力することになる。ベンが協力する口実を作るためなのかな。あとね、リースの演技は上手いんだけどそれを含めても頭痛による幻覚シーンがくどかった。
シーズン1にてこの件におけるリースのターミナル・リストは完遂されたわけだが、どうやらすでにシーズン2の製作と、テイラー・キッチュ(ベン)メインのスピンオフも製作されることが決定している。シーズン2については、また違う話になるのかな。リースの復讐はすでに完了してるっぽいので、どんな理由にしろシーズン1のような感情移入は難しそうだが…