モービウス
★★★☆☆
アマプラで視聴。
ジャレッド・レト見たさで視聴しました。MARVELモノはここしばらく敬遠していたんですが、この映画もMARVELモノだったんですね。視聴開始してから気付きました。
あらすじ
主人公のマイケル(レト)と親友のマイロ(マット・スミス)は幼少期より同じ血液系の疾患を患っており、治療のため同じ施設で暮らしていた。ある日、マイケルがその才能を買われ転院。その時マイケルは絶対に医者になって自分とマイロ、そして同じ病気で苦しむ人達を救うことを決意する。
時が経ち現代。マイケルは人工血液の開発によりノーベル賞を受賞するほどの天才医師になっていた。同じくマイロも資産家としてマイケルの研究を支援する立場に。しかし本来の目的である自分やマイロの難病を直すための研究は行き詰っていた。
研究の末、マイケルは吸血コウモリの器官を利用したキメラ細胞の血清生成に成功。自分とマイロの命が残りわずかであったことから、自らの肉体を被検体にこの血清を打つ込む。すると驚異的な身体能力を伴うコウモリヒーロー(モービウス)が誕生。しかし病気は治ったものの、人としての食事はとれなくなり、渇きを潤すために血を求めるようになる。
気になった点
※ネタバレ有
とはいえやはりMARVELのヒーローもの。
威力の伴っていないVENOMみたいな感じ。
ただ、レトの役作りは良かったと思う。難病に苦しむ覇気を感じられない、本当に余命残りわずかのような弱々しい演技が見事だった。やせ細った体から覚醒後のムキムキボディ、あれはCGなのかな。もし役作りであそこまで肉体改造して臨んだのであれば頭が下ります。敵役となったマイロもちょうどいい悪顔でした。
ストーリーに関しては特に変わったところもなく、よくある展開で容易に予想できる。しかし超人2人による戦闘シーンの描写、迫力はさすがMARVELのヒーローものといった感じ。本当に、それだけの映画。
あと1つ。レトのビジュアルが気になった。
私生活でもロン毛に髭モジャなレトだが、あのビジュアルは今作で設定されている難病を抱える天才医師というキャラに合っていないように見えた。なんつーか、役というよりもジャレッド・レトが俳優をしている感というのかな。演技もいいしそれでもイケメンなんだけどもね。
宣伝
本家の方では何度か紹介していますが、今一度。
今作の主演を勤めたジャレッド・レトさん、本業は俳優なんですが、その他、30 Seconds to Marsというバンドもやっております。最近は俳優の方で忙しいので新譜等の情報はないんですが、2010年代はよく活動しておりました。
めちゃめちゃかっこいいバンドなのでぜひMVを見てほしいわけです。あのですね、どの曲も涙が出るほどかっこ良いんですが、曲もMVもセンスがずば抜けててとにかく洒落ております。