何かのときに読んだ話が、ずっと心に残ってることがありまして。
この「アーモンドアイ」という言葉。
目の形が、アーモンドのようだ、ってことですね。
アジア人のひとがアメリカで言われたってことで憤ってる話をどこかで読んだんですね。そのまま信じてて、差別の言葉だと思ってた。
しかし、ニュースで競馬のことやってまして。
「アーモンドアイ」という強い牝馬がいるらしい。
(競馬は素人です、カエサル)
さすがに侮蔑用語を馬の名前につけないですよね(笑)
それで、あ、差別じゃないんだ、と気づいた次第。
ネットで見てると、ヤフー知恵袋に「アーモンド・アイ」って侮辱語ですか?なんて質問も出てました。
いろいろ意見があります。
切れ長の美しい目を称賛する言葉、というのもありましたし、特に良くも悪くもなく形を言い表しただけだという意見もありました。犬の用語でよく出てくるなんて話も。
ネットで文章を書いている身として、やはり差別用語については気にかけてます。自分の意見を言うのは構わない。ただ、知らず知らずのうちに、そんなつもりが毛頭ないのに差別用語使ってたり、そういうのが一番怖いですね。
あ、そういえば、昔、痛みのち、ぎっちょという文章を書いたことがあって、「ぎっちょ」って左利きのことなんですが、差別だと感じる人がいて驚きました。うちの母親が左利きで、自分で普通に「ぎっちょ」と言ってたので、方言だとしても差別だとは感じてなかった。左利きだと、教育をきちんと受けてこなかった、躾を受けなかった、だから育ちが悪い、そういう差別を含むんでしょうか? カエサルは左利きにこそ憧れるので……前時代の考えですね。
というわけで、アーモンドアイは差別ではなく、いま一番足の速い牝馬につけられた名前です。
今日、安田記念というレースに出走するそう。
楽しみですね(カエサルは馬券は買いません。東京で、馬券で破産した苦い経験があるので笑、馬は買わずにレースだけ楽しみます)
ちなみに、アーモンド愛は、グリコのアーモンドチョコレートの愛好家のことです(笑)……って書こうとして、アーモンドチョコ、もう売ってないやん! そういえばスーパーでも見かけないなぁ、と思ってました。知るの遅すぎ。
いま売ってるのは、アーモンドピークなんですね。
あの銀紙に包まれたアーモンドチョコが好きだったので、ちょっとショックです。