【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、様子見気分が広がる中、強含んだ。午後5時現在は1ドル=77円99銭〜78円09銭と、前日同時刻(78円32〜42銭)比33銭の円高・ドル安。
円相場はこの日、小幅に上昇して始まった後はおおむね小動き。午前中は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、78円を挟み小幅なレンジを推移した。
FOMCの声明では、米経済の成長速度はやや強まったとする一方で、引き続き労働・住宅市場の弱さが続くとの見方が示された。金融政策については据え置きを決定。市場の一部で期待されていた追加量的緩和(QE3)の導入が見送られたことで、一時ドル買いが進んだ。
ただ、その後バーナンキ米連邦準備制度理事会(FEB)議長が追加緩和の可能性を示唆すると、円が買い戻され、結局ドル・円相場への影響は限定的だった。
また、78円を割る水準では日本政府・日銀の為替介入に対する警戒感が強いほか、週後半に大きなイベントが目白押しとなっていることも、市場の様子見姿勢を強め、動きにくい地合いにつながっている。欧州中央銀行(ECB)理事会、20カ国・地域(G20)首脳会議に加え、週末には10月の米雇用統計発表も控えており、内容を見極めたいとの思惑が広がっている。
ユーロは、ギリシャの12月にも実施されるとみられる国民投票の行方をにらみ、売り買いが交錯している。同時刻現在は、対ドルで1ユーロ=1.3743〜3753ドル(前日午後5時は1.3696〜3706ドル)、対円では同107円21〜31銭(同107円24〜34銭)で推移している。(了) 【関連記事】
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