Aメロを繰り返した後、サビに入る前に転調したBメロが出てきます。ここはオリジナルキーでプレイすると次の（a）のようなコード進行になります。ところがこれを半音下げチューニングでプレイするので（b）のようなコード進行になります。ここでギタリスト泣かせなのが、E♭ですね。このコードが得意というギタリストは少ないと思います。
ここでもYouTubeで小渕さんの左手をよ～く見たのですが、あんまりポジションを動かすことなく、ほとんどその前のG♯と同じぐらいのところで弾いてます。これは不思議だと思っていろいろ探ってみたら謎が解けました。
E♭の構成音から考えると、下のコード図のような押さえ方でプレイすればよいことがわかります。これなら、G♯と同じポジションで演奏できますよね。これがこの曲のプレイにおける2つ目の秘密です。
それでは転調部分のコード進行を練習してみましょう。