阪神高速湾岸線の足元にあります。
駐車場が中にありますので車で来ることも出来ますが、それ以外は最寄りの駅からタクシー利用になります。
見学は無料です。催行日が限定されていて常時在駐されていませんので予約は必須です。
大体90分です。
左側の扉に入ると試写室があります。
最初の15分間に映像を見ることが出来ます。
ここから保管庫になります。
震災で起こった内容を整理する必要があったのと処理と再建の取り組みを記録に残す必要があったようで、それらの物を記録庫として残しています。
被害の基準も曖昧で、これを機会に統一したそうです。
これってかなり大切な作業で、壊すのか補修するのかと言うことに関わってくるし、もう1つ問題がした画像のように二次災害を防ぐことも大切な作業になります。
壊すにしても作業のしやすい環境は大切です。
わかりにくいですが黄色の柱は補強材です。
おそらく発泡材料で型取りをして作られたのではにかと思われます。
ものすごい作業ですね。
阪神高速が全面開通するのに500日以上かかっていますが、かなり前倒しで進められたようです。
被害が大きかった理由はいくつか調査で分かってきたようですが、柱の太さとか柱のバランスとか柱の鉄筋の使い方などがありました。
特に下記の写真のように鉄筋が二重になっていますが、情報になるにつれて二重から一重に変わっています。
見学者の方が行っていましたが、経済設計だそうで、一般的に使われているやり方だったそうです。
見学者は自分を含め15名程度参加してましたが、一般は自分だけでどうも研修で来られているようでした。
会話が専門的だったのでそういう方々だったのでしょうね。
下は六甲アイランドにかかっている橋ですが、ジャッキ部分で崩落を免れたそうです。
報道では上記のように橋が崩落している部分がありましたが、阪神高速公団では震災遺跡として残しておきたかったのですが国土交通省は幹線道路確保を優先に許可が出なかったそうです。
で西宮周辺の橋が崩落していなかったのが復興が遅くならなかった理由の1つでも有るようです。
画像だけではなんの保管庫のものすごく分かりにくいですが、説明を聞くと何が駄目だったのか、何を足りなかったのか、何をして行けば良いのかを考える感じることが出来ました。
説明をしていただいた阪神高速のOBの方々には感謝です。
場所を特定するのに2日前にキューピー神戸工場に見学に行っていたので当日は迷うことはなかったですが、はじめだったらものすごく分かりにくいです。