資産運用の記事やＣＭを目にすることが増えてきて、『自分もしないと時代に乗り遅れてしまう』のかなって思ってしまいます。
ＮＩＳＡなどの記事を読むと資産運用の必要性を感じます。
まあ錯覚なのですが。
結構メディアでは煽っているとしか思えない気がしてます。
資産運用で詐欺に遭う方も後を絶たないし、とてもギャンブルとしか思えないので、正直様子見です。
単純に100あるものをみんなで取り合うとなれば、たくさん手に入れる人がいれば、全く手に入れない人がいてもおかしくないわけです。それに参加するための費用がかかるとなると、全く手に入れない人はさらにマイナスになってしまいます。
例えば競馬では全ての掛金の25％はＪＲＡが取得して、残りの75％を配当金に回しますので、表向き勝ち負けが前面に出ているので気づかないけど、掛けた人たちに多くが還元されていないのですね。
これらはその他の公営ギャンブルでも同じ事が言えるので、プロのギャンブラーさんたち以外はあまり美味しい話ではない気がします。
先ほどの100の話ですが、利益が上がれば、誰かが損をする仕組みになっているのだから、資産運用してもうける人がいれば、損をする人がいるわけでは無いですか。
正直老後2000万円とか4000万円とか言われる時代ですが、この物価高になってみるとそうかも知れませんね。
全く先が見えない。
だから資産運用して、資産を増やして今後の、老後の生活を盤石な物にする風潮はうなづけます。
でも本当にそうなのですか？
そして簡単にできる物ですか？
プロの方の様子をうかがうと、それなりの資金、失敗を繰り返しての経験、時間と労力を掛けています。
お金を得るためのノウハウがあるからだと感じました。
自分にはそれがないのでたぶん大損をすると思うのです。
昔で言う、『没落貴族』になりたくないですね。
才もないのに商売や投資で失敗した人たちの事です。
正直外貨貯金が今短期であれば一番リスクが少ないですが、いつ終わるかの見極めがポイントです。
株式と同じで上がり下がりがありますし、売値と買値は差があります。
それにそれなりの額を投資しないと利益も上がらないし、まずは資金力。
自分は昨年のヨーロッパ旅行でソニー銀行にユーロで預金し円安で少し得をしました。
使わなければもっと得をしていたと思うのですが、その辺りは資金力の問題です。
でも年間50万円以上の雑収入があれば、それに応じての課税もありますし、確定申告もする必要があり面倒です。
結局もうけても税金取られますので面白くないです。
年末に資金力があれば自分でももうけることも出来たと今でも思っていますが、あくまで結果論でもし失敗していたら大損をしていた可能性もあったと言うことです。
少額なら傷口を広げることなく終わらせることが出来ますが、ギャンブルだなあと思ってしまう理由です。
それなりの知識があるから判断出来ますが、ＮＩＳＡ等をこれからするとなると正直自信が無いです。
現状維持が出来たら御の字でしょうね。
新ＮＩＳＡは課税の免除が拡大したとか・・・政府は税金が取れそうな所からとにかくどんどん取ろうとするので今だけのような気がするのですが、美味しい話がそう長く続くような気がせずそのうち法改正などは考えられそうです。
電気代の補助も6月から無くなるので自分の地域は14．5％程度アップした金額に戻るそうです。
これからはリスクのある資産運用を目指すか、生活レベルを下げた生活を心がけるかの2択をなっていく気がします。
わたくしの持論「美味しい話は人には話さない」です。
先日ＴＶを見ていてそういうことを考えることがありました。