板の声を聞く人 | 毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

長野市 松葉屋家具店
イランの遊牧民の織るじゅうたん、アート・ギャッベのとりこになってしまった、店員のしるす日記です。
日々の暮らしの中にちりばめられた、美しいものや出来事を、すくい上げる。ギャッベに、そんな楽しみを、教えてもらっているような気がします。

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おはようございます。

青森市の市街から
車で15分ほどのところにある

棟方志功記念館。


瓶底のような丸めがねを
板に押しつけるようにして
画き、彫る。


わだば、ゴッホになる

板の声を聞き、
木の魂を生かす。
版画ではなく板画とよんだ
芸術の人。

二部屋からなる
小さな美術館。
丁寧に展示された
板画や書、絵画からは

孤高の
内から湧き出る
激情の人。

この印象は
薄れていく。

詩人や歌人、小説家との
コラボレーション
クラシック音楽や
仏教や歴史からの
インスピレーション

感謝の思い
溢るる愛情


和のひと。
和のアート。

今、
棟方志功は
青森市内の霊園に
自身が「静眠碑」と命名した
ゴッホの墓を模した墓に

静かに眠っています。

(朱)