雨だれの調べ | 毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

長野市 松葉屋家具店
イランの遊牧民の織るじゅうたん、アート・ギャッベのとりこになってしまった、店員のしるす日記です。
日々の暮らしの中にちりばめられた、美しいものや出来事を、すくい上げる。ギャッベに、そんな楽しみを、教えてもらっているような気がします。

まいにち ゾランバリ・gabbeh-ST330117.jpg
おはようございます。

ピアノの鍵盤の
ひとつの音を
等間隔に
連ねていくと

雨垂れの音のよう。

ひたすら
降り続く雨の日は
しだいに
その音色を
耳が拾わなくなる。

かすかな透明な音。


この水色のギャッベを
見ていると
そんなかすかな調べが
聞こえてくるようです。

雨垂れが
石を穿つように

ひとめひとめの
集積が

こころをうつ。


(朱)