ネガティブな気持ちになったときに、心についた傷口が癒えるまで待てると、自然と前に進めるようになる | アトピー卒業セラピー 治療の効果を高めるストレス解消のコツ

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アトピーの悪化の原因には、ストレスが大きくかかわっています。

脱ステロイドやステロイドの治療中の不安など、ストレスを解消しながら、アトピーの治療に良い影響を与えて回復を早めませんか。

● ネガティブな気持ちになったときに、心についた傷口が癒えるまで待てると、自然と前に進めるようになる

こんにちは、荒井佐知です。

私が大人になってから、アトピーを発症した時の話です。



アトピーを発症した後に、テレビでよく見かけるある芸能人が、急に苦手になったのです。

それまでは、何とも思ってなかったのに、急に嫌いになりました。



なぜ嫌いになったのかというと、その芸能人が、

「ネガティブだと悪いことを引き寄せる。

だから、どんなときでも笑顔でポジティブな気持ちでいる」

ということを言っていたからです。



当時の私は、初めてアトピーを発症して、どうしたらいいのか右も左も分からない状態。

ネガティブどころか、この世の終わりのような気持ちで、泣きながら毎日をすごしていました。



だから、たまたまテレビで見た、ある芸能人のネガティブ全否定に、カチンときたんですね。

実は、私自身、アトピーで苦しんでいる最中に、心の片隅には、ネガティブはダメだ思う気持ちがあったのです^^;



だけど、どうしても、ポジティブになんかなれない。

そんなときに、タイミング悪くネガティブを全否定している芸能人を見たので、拒否反応が出たのです。

心の中が激しく揺れ動いて、自分でもどうしようもありませんでした。



今の自分が、過去の自分に声をかけるなら、

「ネガティブな気持ちのときは、そのままでいいよ」

と言います。

生きているのですから、ネガティブな気持ちになるのは、当たり前だもの。



ただ、人はネガティブな気持ちになっても、ずっとそのままではないのですね。

ネガティブを味わって時間が経ったら、自然と気持ちが浮いてくるのです。

決して、元気で前向きで、いつもポジティブ全開!とならなくても、色濃く感じるネガティブも、だんだん薄れていくのです。



私たちは、アトピーをかかえながら生きています。

肌や見た目のことになると、繊細な心が敏感に反応して、傷つくときも多々あります。



傷ついたり落ち込んだりするけれど、ネガティブな気持ちのときに、頑張ってポジティブになろうとするから、元気になれるのではなく。

ネガティブなときに、心についた傷口が癒えるまで待てると、自然と前に進めるようになる。

私はそう思います。



もしも今、あなたがアトピーのことで落ちこんでいるなら。

どうか、気がすむまで落ちこんでくださいませ。

今は、その時間が必要なのですから^^