みおりん
 
中学生から使える! 東大女子のノート術 成績がみるみる上がる教科別勉強法
 
 

 

part.2

・最高の勉強ツールを作ろう!ノート術のキホン

 

 

「ノートは先生の板書きを書き写すだけでいい」「ノートはただのメモ」だと思っている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

 

ノートはやり方次第で最高の勉強ツールになるアイテムなんです。

 

 

みおりんさんが書かれた
「中学生から使える! 東大女子のノート術 成績がみるみる上がる教科別勉強法」の中から社会人の僕でも参考になったところをブログに書いています。
 

 

 

ノート術のキホン1. ノートはなんのためにとるの?
2. ノートのとり方10のコツ
3. ノートには4つの種類がある

 

 

 

 


 

 

 

  3. ノートには4つの種類がある

 

 

① (学校)授業ノート
② (自宅)演習ノート
③ (自学)自分専用「問題集」ノート
④ (自学)自分専用「参考書」ノート

 

 

① (学校)授業ノート

 

授業のメモをとるノートです。

板書メモや先生の雑談、自分が授業中に思ったことなどを書き込みます。

 

 

 

② (自宅)演習ノート

 

問題集などをひたすら解くときに使うノートです。

あとから読み返すことを目的とせず、自分の答えを書いて丸をつけをする、完全にアウトプット専用のノートです。

 

 

 

③ (自学)自分専用「問題集」ノート

 

教科書や問題集を解くなかで特につまずいてしまった問題や、テスト・模試などで間違えてしまった問題をまとめるノートです。

(自分が苦手な問題だけを集めます)

 

 

 

④ (自学)自分専用「参考書」ノート

 

なかなか理解できないポイントや、よく混乱してしまうポイントなどをまとめるノートです。

 

 

③は解き直し用ですが、④は読み返し用の、いわゆる「まとめノート」です。

 

 

 

 

 

みおりんオリジナル! ABCノート勉強法

 

・演習ノート ➔ 「Aノート」

・自分専用「問題集」ノート ➔ 「Bノート」

・自分専用「参考書」ノート ➔ 「Cノート」

 

 

 

・基本的な使い方

 

Aノート(演習ノート)の作り方

 

 

Aノートは、ただひたすら問題を解くのに使うアウトプット用ノート。

 

 

・Aノートにはなにを書く?

 

Aノートは学校に提出するもの以外のすべてのアウトプット学習に使うので、どんな問題集の問題を解いてもOK。

 

また、自分の解答だけを書けばよく、問題を書き写す必要はありません。

 

 

・おすすめはリングノート

リングノートは折りたたむと場所をとらなくなるので、解くための問題集と並べて机の上に広げる際にとても便利です。

 

 

家で勉強することが多い人には少し厚めのノート、外で勉強することが多い人には少し薄めのノートがおすすめ。

 

 

・Aノート作りの手順

 

◇ ページ番号と問題番号を書く

 

◇ 問題を解き、自分の解答を書く

解答と解答の間は少し空けるようにしましょう。

 

 

◇ 丸つけをし、答えを直す

ただ写すのだけではなく、「なるほど」と理解してから書くようにしてください。

自分の答えと見比べて「なにが違っていたのか」「なぜ間違えてしまったのか」ということを考えるのが大切です。

 


◇ 使いきったら日付を書いて写真撮影

実物でも写真でもかまわないので、くじけそうなときや大事な試験が近づいてきたときに、「こんなにノートを使うぐらいがんばったんだから大丈夫」と思えるお守りのような存在になってくれます。

 

 

Bノート(自分専用「問題集」)の作り方

 

 

Bノートは、自分のためだけに問題と解答と解説をまとめる「自分専用問題集」ノート。

 

・Bノートにはなにを書く?

Bノートにまとめるのは、次のような問題とその解答です。

 

・ 何度も間違えてしまった問題

・ 入試などのために何度も解き直したい問題

・ テストや模試で間違えてしまった問題

 

自分が特に苦手だと感じるものだけを書き込んでいきます。

 

 

・おすすめはドット入りの罫線のルーズリーフ

図形やグラフ、表を書き込む科目ではドットが大活躍します。

 

ルーズリーフタイプを選んでお気に入りのファイルに綴じれば、科目ごとに問題をまとめたり、自由に入れ替えたりすることができて便利です。

 

 

・Bノート作りの手順

 

◇ ルーズリーフにページ番号を振る

Bノートは「問題ページ」と「解説ページ」の2つのパートから成ります。

 

ルーズリーフを用意したら、下のほうに番号を振っていきます。

5枚づつあれば裏表で10ページになるので、問題ページ・解説ページそれぞれ1から10ページまで書いておきましょう。

 

◇ 間違えた問題を書く

問題ページに、今回まとめたい問題を書いていきます。

時間がなければ問題集をコピーしても貼ってもOK。

コピーの場合も手書きの場合も、必ずその問題がどこにあったものなのか(出典)を書く。

 

◇ 解答・解説を書く

解説ページのルーズを用意し、先ほどの問題の解答と解説を書いていきます。

 

この勉強法で最も重要なのが「解説」です。

 

解説はどうしてその解答になるのかや覚え方などを、「自分にとって」わかりやすく説明する意識で書いていくのがポイント。

 

◇ 解説のページを書く

解説を書き終わったら、その解説ページのページ番号を問題ページに書いておきます。

 

こうしておけば問題を解いたあと、どのページを開けば解答・解説があるかすぐにわかります。

 

 

Cノート(自分専用「参考書」)の作り方

 

 

Cノートは、自分のためだけに苦手なポイントをまとめる「自分専用参考書」ノート。

 

・Cノートにはなにを書く?

Cノートにまとめるのは、次のような内容です。

 

・ 何度もつまずいてしまう内容

・ 入試などのために何度も復習したい内容

・ テストや模試で間違えてしまった内容

 

Bノートはあくまでも問題と解き方をまとめるのでアウトプット用のノートになるのに対して、Cノートは移動時間などにも読んで覚えられるようなインプット用のノートになります。

 

◇ おすすめはドット入り罫線のルーズリーフ

Cノートにも、ドット入り罫線のルーズリーフがおすすめです。

 

ドットが入っていると見やすくきれいなノートにないります。

 

 

・Cノートの作り手順

 

◇ タイトルを書く

まずはまとめる内容のタイトルを書きます。

これがないと、なにについてまとめてあるのかわからなくなってしまいます。

 

◇ 覚えたい内容をまとめる

暗記したい事項をわかりやすくまとめていきます。

 

基本的には教科書や参考書のページを参考にすればOK。

ただし、そのままの内容を書き写すのではなく、自分が苦手だと感じるポイントをピックアップすること。

 

自分なりの覚え方や語呂合わせを書き加えるのもおすすめです。

 

 

 

ノート作りにはなるべく時間をかけないよう意識してください。

 

 

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