「GLAY 25th Anniversary LIVE DEMOCRACY」 DAY1「良いGLAY」 埼玉・メットライフドーム
ちょうど前日に大型の台風が通り過ぎ、良くも悪くも台風一過の真夏日。
ドームといってもただ屋根があるだけで、側面は筒抜けでエアコンの設備もなし。
野外同様、いや野外以上に熱がこもる過酷な会場でのライブ。
早くから熱中症対策や、ライブの備えなどがメンバーやFCなどからアナウンスされていました。
それでもGLAYデビュー２５周年の大きなイベントの一つなので、全国からたくさんのGLAYERが集まってきてました。
埼玉・メットライフドームは東京の池袋から約１時間という事ですが、電車も次から次へといったかんじではないので、気温３６度のこの異常な暑さでは移動だけでもかなり辛い
開場１５時、開演１７時なのであまり無駄な動きで体力を使ってしまわないようにしなければ。
写真はほんの一部ですが、会場前にはたくさんのお花も届いていました。
会場内は屋根があるので日差しは避けられますが、エアコン設備も無く風の通りもあまりないようで、とにかく暑い
鳥や虫も飛びかいます。
それでも組み立てられたステージセットを見ると、ワクワクドキドキしてきしてきました。
グッズで買った、ズラーの鼻息（ハンディファン）も大活躍してくれました。
年末のアリーナツアーのテーマに向けて、【HOTEL GLAY】が建設中であるかのようなステージセットです。
この日の座席は、１塁側 スタンドB５５ ２列
ちょっと遠いですね。
ライブは１７時開演を１０分ほど過ぎてスタート。
ステージ中央から伸びる花道の先端のバルーンが膨らんで、それが割れてGLAYが登場。
メンバー全員赤の衣装に身を包み、【良いGLAY】がスタートしました。
ファンの為の２５周年にふさわしく、１曲目はファンクラブの名称でもある「HAPPY SWING」。
この後数曲花道で演奏され、４曲目にして早くもJIROさんのベースが響く「SHUTTER SPEEDSのテーマ」。
早過ぎでしょ～と思いつつも、どんどん熱気が上がってきます。
そしてメインステージに移動して、「More than Love」ではJIRO＆HISASHI、TERU＆TAKUROに分かれて左右からトロッコに乗ってアリーナを１周。
スタンドにもいっそう近づいて来て、盛り上げてくれました。
この時は気がつかなかったんですが、この１曲目から５曲目までは、１９９９年の幕張で開催された「GLAY EXPO’９９」のセットリストと同じだったみたいです。
なんだか昔の記憶もよみがえってきました。
そして１時間ほどライブが進んだ後、この暑さの為GLAY初の休憩をはさむ事に。
あらかじめ、これもTERUさんから報告されていましたが、本当にTERUさんの一言『休憩！』で、ライブはいったん中断。
１０分間ほどの休憩をはさんで、熱中症対策で水分を取ったり、着席して体を休めたりと、ファンが安心してライブを楽しめるようにと、色々考えてくれていました。
休憩後はファンから募集した公約（夢）の一つ、「GLAYと写真を撮りたい」を叶えるため、花道に登場したメンバーを、TERUさんの合図に合わせて客席のファンが一斉にスマホで写真撮影。
この画像を組み合わせて３D画像を作成するそうです。
こんな時に限って席が遠いのよね……
どんな画像が出来上がるのか楽しみです。
そしてこれも「メットライフドームで演奏して欲しい曲」としてファンから投票してもらった人気ベスト３が演奏されました。
第３位、「南東風」
GLAYの曲には珍しく、振付がある楽しい曲。
第２位、「BEAUTIFUL DREAMER」
私も投票しました。 いつもＴＥＲＵさんが『みんなが夢を持ってくれるのがＧＬＡYの夢だ』と言ってくれる大好きな曲です。
第１位、「pure soul」
TAKUROさんもMCで言っていました。 『みんながGLAYに何を求めているのか、GLAYはどうあるべきか教えてくれました。』
そしていよいよ外も暗くなりだした頃、「JUST FINE」のイントロに合わせてステージには巨大なメンバーの形をしたバルーンが登場。
TAKUROさん、他のメンバーより背が高くて大きいのはわかるんですけど、足長すぎ！
入場時に配られたLEDリストバンドも曲に合わせて色とりどりに光りだし、演出がより一層派手になり盛り上がります。
暑さなんて忘れてしまうくらい、GLAYのロックを感じる、それでいてファンとの一体感が感じられる定番曲が続いて本編終了。
アンコールでは、毎回セットリストを考えてくれるJIROさんにお褒めの言葉が掛けられ、JIROさんも満足げに『みんな、聞いた？俺、偉いんだよっ！』って。
ＴＡＫＵＲＯさんは、今日が【良いＧＬＡY】だったのに対して明日の【悪いＧＬＡＹ】が、『悪いＧＬＡＹという言葉に引っ張られて本当に悪くなっちゃいました。 ＨＩＳＡＳＨＩが悪いってどれくらいだったら捕まらないの？って言うんです』と。
そんなＨＩＳＡＳＨＩさんは翌日の「悪いＧＬＡＹ」の演出が楽しそうで、『昨日コンビニに行ったら迷子になって、スマホも持ってるのにタクシーに乗った』なんてマイペースでした。
ＴＥＲＵさんは、『明日の悪いＧＬＡYは嫌いになっても、良いＧＬＡＹは好きでいてください！』って、なんだかどこかで聞いた事のあるようなフレーズで笑いをとっていました。
こんな温かい雰囲気のまま、みんなの声を聴かせて下さいと「ＢＥＬOVED」でドームが一つになりました。
でもこのままでは終わらない。
「誘惑」、「ＸＹＺ」で【良いＧＬＡＹ】にふさわしい演奏で終了しました。
さぁ、次はどんな【悪いＧＬＡY】を見せてくれるんでしょうか。
（セットリストお借りしました）
1.HAPPY SWING
2.口唇
3.グロリアス
4.SHUTTER SPEEDSのテーマ
5.More than Love
6.はじまりのうた
7.サバイバル
8.SOUL LOVE
9.夏音
10.COLORS
11.YOUR SONG
12.南東風
13.BEAUTIFUL DREAMER
14.pure soul
15.春を愛する人
16.JUST FINE
17.ピーク果てしなく ソウル限りなく
18.彼女の”Modern…”
19.HIGHCOMMUNICATIONS
アンコール
20.BELOVED
21.誘惑
22.XYZ
音楽ナタリー
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2019年08月19日 00:16