
主食はカレー
曇天でも旨いものを求めて走る
日曜、またしても曇天の朝
日曜、いつものように朝5時に目覚める。
空は今日もどんよりとしている。
これで 3週連続で土日に限って曇天。冴えないなあ。
毎週のように話題に上がる
“千葉の行ったことがないところへ行くドライブ計画”は、
今週も中止に決定する。
「さて、どうするか……」
家人の”走りに行こうよ”攻めを回避せよ
家人が「どこか走りに行こうよ」と言い出す前に、
こちらから先手を打つ。
「ほら、こないだシューイチでやってた“山下家”行ってみようぜ」
「鶏マウン天丼っての旨そうだったじゃん」
すると家人は、
「うーん、そうだ、こないだ君が美味しそうな蕎麦屋があるって言ってたじゃない」
……嫌な流れだ。
ダメもとでとぼけてみる。
「ん、どこだっけ、そんな話したっけ?」
しかし家人、ラインの履歴を持ってくる。
「ここ、ここ行ってみようよ」
万事休す。
ノーウェイだ。
試合終了。
「……あ、そこか。わかった、行ってみよう」
こうして行き先が決定した。
出発前の儀式:軽く走る
開店は11時。
亀山湖畔の 旬彩屋やま椛 を目指すなら、
8時半過ぎに出れば十分だ。
現在時刻は7時ちょい過ぎ。
案の定、家人が言う。
「行く前に軽く走ろうよ」
はい、はい、わかりましたよ。
走ればいいんでしょ(心の声)。
軽く走り、シャワーして、
8時半過ぎに家を出た。
房総を南下、亀山湖へ→開店5分前、やま椛に到着
14号線、357号線、久留里街道と房総を南下する。
道は空いていて、車はスイスイ進む。
順調すぎて、10時半には亀山湖畔に着いてしまった。
「早すぎたな……」
開店まで30分以上あるので、湖畔を少し散歩してみる。
しかし──
曇天。
湖面は灰色。
風景もとくによくもなく、
湖畔の公園も裏寂れている。
歩いてみても、
「うーん……つまらんところだな」
という感想しか出てこない。
亀山湖は、
バス釣り客以外には何の面白みもないところだな。
※春の桜のシーズンは見事らしい。
(今日は完全に“オフシーズンの顔”だった)
そして11時5分前、旬彩屋やま椛に到着。
開店5分前到着は我が家の掟だ(笑)
開店と同時に入店する。
田舎の店とは思えないタッチパネル券売機
店に入ると、田舎のお店とは思えないような
立派なタッチパネル式の券売機が鎮座していた。
こういう方式、苦手なんだよな。
注文したい品がスムースに出てこないんだよね。
ただ今日は後ろに客もいない。
落ち着いて画面をポチポチし、
お目当ての品にたどりつき、食券購入完了。
「お好きな席へどうぞ」と店員に促され、
一番奥の窓際の特等席へ。
席に着くと、後から次々とお客さんがやってくる。
気づけば席の半分以上が埋まってしまった。
ここを目的に来るお客さんが多いようで、
人気店だということがすぐにわかった。
これは期待して良さそうだ。
料理到着:セパレート式の衝撃、トンカツカレー
待つこと15分ほど、注文の品が出てきた。
家人は手堅く 手打天ざるそば。
まあ蕎麦屋だもん、普通はそう来るよな。
しかし俺は天邪鬼。
手堅いところには行かない。
俺が注文したのは、
トリッキーな「トンカツカレー」だ。
カツカレーではない。
トンカツカレーだ。
運ばれてきたそれは、
トンカツとカレーライスが セパレートで出てくる珍しいスタイル。
トンカツはトンカツとして堂々と立ち、
カレーはカレーとして凛と構えている。
見ただけで旨そうで、疑いの余地はなかった。
見た目のインパクトは 100点満点。
実食:俺好みのドロドロ系カレー、揚げたてサクサクのトンカツ
まずはカレーから。
ひと口食べた瞬間、
俺好みのドロドロ系。
辛くはないが優しい味。
ほぐれた肉が溶け込んでマイルド。
これははっきり言ってど真ん中。合格。
続いてトンカツ。
ちょっと小さめではあるが、
揚げたてサクサクで柔らかい。 そのまま食べても良し、 カレーの海に沈めても良し。
こちらも合格。
ここは蕎麦屋であるが、カレー屋でもある
ここは蕎麦屋ではあるが、
カレー屋であると言っていいレベルだと思う。
信じるか信じないかは貴方次第です。
やま椛のトンカツカレーを食うためだけに、
往復4時間のドライブ。
ただそれだけのことなのに、
なんて贅沢で、なんて優雅な時間の使い方だろう。
曇天でも、遠回りでも、
旨いものを目指して走る日曜は悪くない。
今日もイイ一日だった。
ごちそうさまでした♪
撮影日:2026.8.30










