
酒を求めて幾千里
神崎発酵マラソン応援と言う名の酒飲みピクニック
第五回・神崎発酵マラソンの会場入り。
ローカルな大会ではあるけど、1.5kmや2kmの部もあって、
地元の子どもから大人まで参加していて朝からとても賑わっていた。
ゲストランナーは猫ひろし。
スタート前の挨拶で、
「今日はガチで走ります!キロ3分20秒で行きます!」
なんて宣言していたが、相変わらずトークはダメダメで、
会場全体が 「いいから無理にしゃべらんでいいから」
という空気に包まれていて笑えた。
そんなこんなでハーフに出走する家人を見送り、
ここからは 俺だけの100分超えの自由時間。
つまり、応援という名の酒飲みピクニック開始。
無料ふるまい三連発と俺の辛口ジャッジ
まずは無料で振る舞われていた
甘酒・冷や汁・だし汁 の味見。
甘酒は苦手なので最初からパス。
冷や汁はしょっぱすぎて口に合わず、
だし汁は逆に薄すぎて口に合わず。
無料のものにも容赦なく辛口コメント。許せ。
まあいい。
持参した缶ビールと缶チューハイで我慢だ。
食べ物ブース偵察と100分の自由時間
焼きそばも300円だったので、
「家人がゴールしたら一緒に食べよう」と二つ購入。
(この判断が後に悲劇を生むとは知らず)
その後は持参したおつまみをつまみながら缶チューハイを3本消費。
完全に外飲みモード。
整体・カイロの体験ブースが20分2000円であったので施術を受けていると、
会場アナウンスが響く。
「1位の選手がゴールしました!」
おいおい、1時間10分切ってきやがったぞ。
猫ちゃんは3位だったらしく、
オリンピアンが素人に負けてんじゃねぇ(笑)
まあ1時間10分切る“素人”なんていないけどな。
そんなこんなで俺の100分はあっという間に過ぎた。
家人、まさかの撃沈
ぼちぼちゴールゲート前に向かうと、
今日は25度を超える夏日で、戻ってくるランナーは皆苦しそう。
そして家人が戻ってこない。
1時間50分を過ぎて、ようやくゴール。
こんなに遅くて苦しげな家人を見るのは初めて。
自己ワーストに本人ぷんぷんモードでご機嫌斜め。
ビールや焼きそばを勧めても、
「いらん」
「飲みたくない」
「食べたくない」
と完全拒否。
足の痙攣もひどく、のたうち回っていた。
可哀想ではあるが、
そんな家人を見たことがないので内心は 「うっしっし」。
(ここはオフレコ)
猫ひろしフォトセッション
家人が少し落ち着いたところで、
会場では猫ひろしのフォトセッションが始まっていた。
列に並び、順番が来たとき、
猫ちゃんの顔を見てつい言ってしまった。
「猫ちゃん、顔疲れてるな」
すると猫ちゃん、
「大丈夫っす!」
と即答。 この返しが妙にツボに入って笑ってしまった。
撮影の掛け声はもちろん
「にゃーーーー!」
家人も笑顔が戻り、
なんだかんだで楽しい3ショットになった。
下総神崎駅→家人、完全に熱中症
家人の体調もまだイマイチなので早めに撤収。
駅に戻ると電車は約1時間後。
俺は駅前の商店で缶チューハイを買って飲み、
家人は階段の日陰でうなだれてしゃがみ込んでいた。
どうやら頭痛がひどかったらしく、
完全に熱中症だったね。
帰宅後:家人、謎の復活→酒乱モードへ
電車で地元に着くころには家人も回復し、
駅近くで気になっていた 台湾から揚げ を購入して帰宅。
シャワーを浴びると家人は完全復活。
台湾から揚げと持ち帰った焼きそばをつまみながら
ビール、ワインと飲み始める。
そして始まる愚痴。
今日の結果に不満たらたら、しつこく絡まれ、
俺は這う這うの体。
耐えきれず
「酎ハイ買ってくる」
と言ってセブンに避難。
焼きそばリメイク事件と台湾唐揚げの裏切り
缶チューハイとグラタンを買って帰ると、
家人が
「焼きそば、美味しくないからリメイクしておいた」
とか言っていたが、
不味いもんは何をどうしても不味い。
麺は短くぶつ切り、味も微妙。
家人はほとんど手をつけず、
台湾から揚げも2〜3口で撤退。
一方で俺が買ってきたグラタンは
「これ美味しい!」と一人でパクパク食べ、
ほぼ全部食べてしまった。
結局、
不味い焼きそばとクセの強い台湾から揚げは俺が酔いどれパワーで完食。
家人のグチグチは続いていたが、
そんな家人は放っておき、
俺は安らかな眠りについた。
翌朝:家人は眼科、俺はゆるスイム
翌朝。
家人は案の定、まぶたの裏に結石ができてしまい、
「痛い痛い」と大騒ぎしながら眼科へ。
一方の俺は朝スイムへ行ったものの、
昨日の疲れと酔いどれ完食のダメージで、
6コースでゆるゆると流すだけの調整泳。
こうして、
神崎発酵マラソン応援という名の酒飲みピクニックは、
家人は眼科、俺はゆるスイムという静かな幕引きとなった。

















