
ラーメン専科
てっぱつ屋(勝浦本店)てっぱつタンタンメン(全部乗せ)
序章:家人ファースト、そして勝浦に向かった
加波山登山競争の翌朝。
家人は昨日あれだけ走ったのに、
朝ごはんを食べ終わると、ぼーっとコーヒーを啜ってる俺に向かって言った。
「今日は何する」
いやいや、昨日走ったんだから今日は休めよ、と思いつつ
「昨日走ったんだから今日は走らなくていいだろ」と返すと、
家人は「いや走らなくていいんだけど」と言う。
じゃあ何がしたい、と聞き返したら──
「勝浦タンタンメン食べに行こう」と来た。
おい、おい、おい、おい、勝浦だとーーー。
昨日は茨城は岩瀬往復180キロのドライブしたばかりだろーよ。
で、また今日は勝浦だとーーーー。
勝浦まで何キロあると思ってんだよ、70キロはあるぞ。
運転するのは俺だぞ、おい、おい、おい。
殺す気か、ばーろー!
(心の中での叫びのため文字色を薄くしてます、悪しからず)
家人が“ラーメン食べに行こう”なんて言うのは年に2〜3回のレア案件。
これはもう素直に乗るしかない。(しぶしぶ)
「じゃあ、また、こだまにするか」
と決めて、朝8時半に急遽出発。
ところがナビをセットすると、こだまは定休日。
ならばと、 てっぱつ屋(本店)を目指すことになった。
この時点ではまだ、
“佐野店のマイルド勝タン”の記憶しかなかった俺は、
本店の洗礼を受けることになるとは知らなかった。
勝浦タンタンメンロード:各店の様子と考察
大多喜を抜けて国道297に入ると、そこは勝浦タンタンメンロードとなる。
(勝手に命名)
10時10分ごろ、先ずは”ふるさと”を通過、
なんと、こんなに早くから開店待ちの車が2台止まってた、わぉ。
ふるさとは母ちゃんのワンオペ店だから、
一番で入店するの大正解だ。
お次は”てっぱつ屋(佐野店)”を通過。
なんてこった、車が5~6台止まってるぞ、佐野店こんなに人気だったのか!?
俺は、いつぞや食った佐野店の全部乗せタンタンメンで懲り懲り。
俺の中ではもう終わった店だっちゅーによ、
おめでたい奴らだぜ、まったくよ(笑)
そして”松野”。
こちらは人気店だけある、もう駐車場が埋まりそうな勢い。
でもな、松野がなぜそんな人気なのかね?
玉ねぎもひき肉も少な目で、ただ辛いだけだぞ。
物足りねぇんだよ、松野はよっ。
さらに双璧ともいえる”はらだ”と”江ざわ”であるが、
こちらは国道から奥まったとこにあるので、混雑具合は確認できないけど、
まあ、松野さんがこんな状況だもん、
既に大行列になってること間違いないな。
そして10時40分ころ、本日の目的地”てっぱつ屋(本店)”に到着。
急遽来たんで、何の下調べもしてなかったもんだから、面食らった。
お店、ちっさ!
駐車場、せまっ!
これじゃ、お客さん来ねえだろ!
しかも、
駐車場はカラーコーンが立てられていて、開店待ちできないじゃねぇか。
なんだよこの扱いはよ!
(はい、はい、穏やかにいこうや)
一回りして10時50分に戻るも、まだカラーコーン。
二回りして11時ちょうど、既に2台駐車してあった。
たぶん、駐車場オープンは5分前かなぁ。
ようやく入店。
券売機で食券を買うが、1万円札は使えず両替。
席に着くと、やっぱ狭い。圧迫感ある。
そして店内を見回すが、トイレが無い。外にも無い。
味以前に、店の環境で評価を落としてるのかもしれないな。
……と、前置きが長くなった。そろそろ本題に入る。
まあ食おう
さて、これが本日の主役「てっぱつタンタンメン」だ。
正直、てっぱつ屋(本店)をナメてた。
佐野店のマイルド勝タンを身体が覚えてる状態で、
いつものクセで“ズズズッ”と吸い込んだら──
喉にラー油が直撃して、ゲホゲホ、盛大にむせ返ったじゃねーかよ!
ビックリさせんじゃねぇぞ!
辛いなら辛いって先に言え、今畜生め!
(もはや何に怒っているのか不明)
まさにラー油攻撃をまともに被弾。
本店の洗礼ってこういうことか、と。
スープの表面にはラー油がしっかり層になってて、
辛さというより“刺激のパンチ”が先に来る。
玉ねぎもやや大きめカットで火入れ浅め。俺の好み。
ひき肉の旨味も強く、量もそこそこ。
勝タンの武骨さ、荒々しさをそのまま液体にしたような一杯である。
麺は中太で、スープをしっかり持ち上げる。
啜るたびに辛さが追いかけてくるけど、
不思議と嫌な辛さじゃない。
むしろ「これこれ、勝浦来たわ」って気持ちになる。
チャーシューは、はっきり言って薄っぺら、
期待はしてなかったけど、想定してたより薄い。
チャーシューの厚みは佐野店の方がいいようだ。
そして、いつだって、
スープは全部飲み干す派!
少しくらい辛いからって一滴たりとも残しはしねぇんだよ。
俺はそーゆー男だ!
刺激強すぎて、汗、だくだくだぞ。
自分の汗がスープの中に滴り落ちてんじゃねぇかよ。
イイだしになったんじゃねぇか。
馬鹿言ってんじゃねえぞ、ハンカチがあるだろが、
ハンカチふきふき食いやがれ、ばーろー。
唇の痺れに耐えながら完飲。
店内は狭いし、
トイレも見当たらないし、
駐車場もギリギリ。
まったくよ、客に優しくねぇ店だな!
と言ってやりたいところだが、
この不便さ込みで
「これが本店なんだよな」
って妙に納得してしまう。
総じて、
勝タンの“暴力的な魅力”を一番感じられる店。
俺の好みでは、今のところ勝浦タンタンメンの中でトップ。
評価:てっぱつ屋(本店)やるじゃねぇか!
勝浦タンタンメンは、店ごとに個性がまったく違う。
俺の好みランキングは
本店 → こだま → あざみ → 松野。
ちなみに、
勝タンの双璧と言われる 江ざわ・はらだはまだ未経験。
いつか平日に挑むつもり。








