夏花の歌

  その一

空と牧場のあひだから ひとつの雲が湧きおこり
小川の水面に かげをおとす
水の底には ひとつの魚が
身をくねらせて 日に光る

それはあの日の夏のこと!
いつの日にか もう返らない夢のひととき
黙つた僕らは 足に藻草をからませて
ふたつの影を ずるさうにながれにまかせ揺らせてゐた

……小川の水のせせらぎは
けふもあの日とかはらずに
風にさやさや ささやいてゐる

あの日のをとめのほほゑみは
なぜだか 僕は知らないけれど
しかし かたくつめたく 横顔ばかり
[#改ページ]

  その二

あの日たち 羊飼ひと娘のやうに
たのしくばつかり過ぎつつあつた
何のかはつた出来事もなしに
何のあたらしい悔ゐもなしに

あの日たち とけない謎のやうな
ほほゑみが かはらぬ愛を誓つてゐた
薊の花やゆふすげにいりまじり
稚い いい夢がゐた――いつのことか!

どうぞ もう一度 帰つておくれ
青い雲のながれてゐた日
あの昼の星のちらついてゐた日……

あの日たち あの日たち 帰つておくれ
僕は 大きくなつた 溢れるまでに
僕は かなしみ顫へてゐる
 

 

                  青空文庫

 

 

綺麗な描写

まるで映画のワンシーンを見ているようだ

 

・・・・・けど

物語はもうこれ以上進まない

 

時間が止まっている

 

 

 

意味調べ

顫へてゐる・・・・震えている

 

 

 

ゆふすげ(キスゲ)↓(ネットから)

夕方咲いて 午前中にしぼむ

ゆうすげ Hemerocallis citrina

 

 

 

付録

松明花(モナルダ) 夏の花 我が家↓

 

 

今日は雨?かなと思ったら降らない

そんな天気で

しかもちょっと寒いよ

梅雨らしい日かな

 

そんなもんで今日の病院(内科)は休み

家には私 一人

こんな日には自由に伸び伸び

でなく

やる気が起こらないで

ただただ ゴロゴロ寝ているだけ

 

トイレも面倒くさい

しっこ我慢すると

 トイレに行く前に漏れてしまう

パンツびっしょりに

なってしまう

 

ウンコ我慢

ウンコが詰まってしまう

 

・・・

・・・

 

ただただ 昔のことを思い出しながら

うつらうつら

 

いい日だ

こんな日には

ひたすら 夕方になるまで待つのだ

夕方になると

夕飯時に

酒が飲める

酒だ酒だ酒だ(昔のタケダ タケダ タケダという宣伝風に)

 

   *タケダが潰れる?

今日はそんな日

ですよ

 

 

 

 

 

 

今日のリブログ

 

 

 

海月