昨日の日曜日、第4回コミュニティ研究会を実施した。


今回も、アイスブレイクから1ヶ月間の振り返り、そしてレクチャー、今日の気づきと学びの振り返りという3時間のワークショップをファシリした。


この1ヶ月間は、前回レクチャーした「メンタルモデル」を相当意識しながら取り組んでいただいたようで、振り返りをしながらも自分の「メンタルモデル」に気付くというメンバーが続出!


4ヶ月でここまで深くなるとは予想をはるかに超えている。素晴らしい。


「なぜ自分を攻めてしまうのか?」


「自己嫌悪に陥ってしまうのか?」


「なぜいつもこういう場面で子供をきつく叱ってしまうのか?」


「なぜ振り返りが嫌いなのか?」


「なぜいつも逃げ出したくなるのか?」


という自分のいつものパターンに気付き、さらにどういう「メンタルモデル」がそういう反応を引き起こしているのかを理解できたメンバーもいる。


また、他のメンバーの話を聞くことによって自分に置き換えたり、身につまされたりして、いい学びになっていた。


これぞ正に「成長の瞬間」であり、その場に一緒にいる自分が嬉しい。


「メンタルモデル」の探求というのは、やはりパワフルだ。


「メンタルモデル」の探求がうまくいくには、前提としてメンバー一人ひとりが、真摯に課題を考え、悩みながらも行動計画を書き、実際にやってみて、振り返りをするという一連のプロセスが必要なのだが、これも機能している。


次回は、「メンタルモデルの克服」ともう一つくらいテーマを見つけてレクチャーをしたい。


またブログを書いてくれたメンバーがいるので、貼り付けておきます。

Aさん、Hさん、ありがとうございます。


http://akinorimesu.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-0eab.html


http://ameblo.jp/henchan/entry-11064831573.html



3日間の新人フォロー研修を終えた。


新人フォロー研修で3日間というのは、かなり珍しい。大企業でもせいぜい2日間のフォロー研修に3日間というのは、意思決定された常務の意気込みを感じる。


受講者の人数も8名と一人ひとりにしっかりと関われる規模で、しかも3日間で時間がたっぷりあったので、一つひとつの項目にじっくりを深めることができた。


また、テキストにはない項目も受講者の課題として上がってきたものは、臨機応変にレクチャーを入れた。


クレーム処理の基本や営業で使えるNLP手法、ストレス耐性やメンタルヘルスの観点からも追加でレクチャーを入れた。


職場での不満を扱ったセッションでは、涙ながらに現状を話してくれた受講生がいたり、自分の不甲斐なさに悔し涙する受講生がいたり、かなり真剣に仕事に向かい合っていることが印象的だった。


でも泣いた後は、すっきりした表情で元気なってくれた。人間って、問題は解決していないのに聞いてくれる人がいて、涙を流せばある程度癒されるものだ。

いろいろなことをリセットして、3日目には全員が前向きな発表をしてくれたことが素敵だった。


他社でもそうだが、この時期の一番の悩みは敬語だ。


そこで、電話応対やクレームの処理を徹底的に練習した。4月の新人研修の時の練習と比べて、実務を経験してきているので、現場でよくありがちな事例を取り上げて練習できるのが、大きな進歩だ。


敬語を習い始めると、たいていの新人は、「請求書のほう」とか「電話番号のほう」とか「お名前のほう」とか、「ほう、ほう」と鳴き始める。いつも「フクロウみたいでね」とからかう。


「○○のほう」とつけていいのは、方角や方向、位置を示す時にだけ使うのが正解だ。


これは仮説だが、「ほう」と付けてしまうのは新しいビジネス用語や専門用語(これらは名詞である。)を使い始めるときに、意味がまだ曖昧なまましゃべろうとすると「ほう」という方向とか領域を示す言葉は曖昧なまま受け流せるのでついつい使ってしまうのではないかと、ふと考えた。


「○○のほう」の○○は、必ずビジネス用語や専門用語なのである。


例えば、こんな感じ。


「えっと、それでは、請求書のほうを送らせていただくということで、営業のほうと確認のほうをさせていただきます。確認のほうが取れましたら、メールのほうでご連絡のほうをさせていただきます。」


もっと単純に


「それでは、請求書をお送りするということを営業部門に確認して、メールでご連絡します。」


と言えばいいのに、変にかしこまってしまう。


「よろしかったでしょうか」もよく出てくる耳ざわりな言葉だ。


また、電話の相手の目的や意図をきちんと理解しないと、謝罪すべき時にできなかったり、お礼を言うべき時に出てこなかったりする。


たっぷりといろんな場面を練習したことで、かなり口癖は改善され、自信もついたようだ。


その他にも、先輩からの手紙を読んだり、DiSC診断で人間理解を深めたりといろんな気付きや学びを得てくれたようだ。


自分の課題を克服しようと努力している人間は美しいし、力強さを感じる。実に頼もしい。


彼らの成長を願いつつ終了した。



~研修スキルの振り返り


今回はたっぷり時間があったので、受講生の状態に合わせて、様々な手(レクチャー、事例、ディスカッション、発表、ダイアログ等)を使って、どうにでもオチをつけられることに確信を得た。


「どうにでも」というといい加減な感じがするかもしれないが、もちろん受講生の状況に合わせて、学びや成果を引き出すことが前提だ。


例えば、手ぶらでフラッと教室に行って、どんなテキストだろうが、どんな質問をされようが、どんな無理難題を吹っ掛けられようが、3日間の研修ができてしまうように思える。


これは、インストラクショナルデザインの領域をある意味卒業したのかもしれない。



連休最後の日曜日、第3回コミュニティ研究会を開催しました。(第1回第2回


今回は9名の参加者と探求をした。


アイスブレイクから、1ヶ月の振り返りのシェア、それにメンタルモデルのレクチャーをした。


質疑応答やフィードバックをはさんだ振り返りの共有は、素晴らしかった。場が出来上がってきている証しでもある。


皆が他のメンバーの話から学びを深めている。


中には、この1ヶ月でここ十数年わだかまっていたつらい経験を乗り越えた話を共有してくれたメンバーもいて、場に対する信頼感を感じた。


また、この場が乗り越えるきっかけになったという発言も素直に嬉しかった。やってて良かった。


個人的には、皆さんの発言やモノの解釈の観点に度肝を抜かれる・・・!ことが、新鮮だった。


「この本を読んでいて、オエーッと気持ち悪くなったので、最後まで読めてません。」


とか、


「この本の説明の仕方が気に入らないから、こういう表現に変えてみました。それで、勝手にこう解釈しました。」


という発言に、


「な・な・なんて、自由奔放なんだろう・・・。」


と驚きながらつぶやいた。


例えば、論文を書く際に参考文献を読むという場面とか、ビジネス上で何か調べる必要がある場合を想定すると、上記の発言はあり得ないし、もし上司がいるならば怒られるだけだろう。


「評価される組織」の中では、ダメダメ発言になってしまう。


でも、彼女たちの発言のみずみずしさや勢い、ほとばしり出てくるものは、何か夢中で受け止めなければならない大切なもののような気がして、必死についていく。


今はまだ言葉にできていないけれど、このコミュニティを始めたビジョンに関係する大きなヒントがありそうなのは、直感でわかる。


次回も、このまま彼女たちの発言にゆだねて、楽しんでみよう。


メンタルモデルのレクチャーは、最後まで行けなかったがエッセンスは伝わったかな。


今回も参加者がブログで紹介してくれているので、リンクを貼っておきます。

Hさん:http://ameblo.jp/henchan/entry-11029774761.html

Rさん:http://ameblo.jp/kidukimemo/entry-11029723425.html