昨日、今年に入って3回目の経営者向けの問題解決ファシリテーションを開催した。


今回は、コンサルタントが抱えるクライアントの問題点を解決するという少し変則的なテーマで実施した。問題の当事者がいないので、少し想像力や仕事の経験値が必要となる。


コンサルタントと言えども、自分ひとりで考えているとどうしても視野が狭くなり、発想が乏しくなるという気付きを得ることができた。


今回の解決策を実行することで、クライアントがいい方向に向かうことを考えるとワクワクしてくる。


参加された皆さん、ありがとうございました。


経営者向けの問題解決クラブの体験会は、これまで参加された経営者の皆さんにご意見やご感想をいただき、さらにいいサービスにしていきたいと考えている。


来月の開催は、経営者ではなく、コンサルタントを対象に実施をする予定です。

開催:4月22日(木)13:30~17:00

ワールドカフェが、流行っている。


ファシリテーターのスキルにあまり依存せず、安定した成果を出せるということで、初心者にも受けがいい。


ワールドカフェの実施後をどう収束させるか、どうデザインしていくかは、ファシリテーターの力量が求められるけれど、発散から共有までを短時間で進めるには、いい手法である。


しかし、しかしである。


日本人同士が集まって話をしているのに、“ワールド”っていうのは、少し違和感を覚えるけどなあ。


そもそもの始まりは、知的資本に関するダイアログでのちょっとしたハプニング(激しい雨)から、ワールド・カフェの原型が生まれたという。そこには、7カ国から集まった参加者がおり、まさにワールドな状態だったのだ。



研修業界では、規模の経済が働きにくい。


だから、研修業界では、圧倒的なシェアを持つ企業というのは現れない。


仮に10種類のプログラムを10クラス並行で、受注したとしても、規模の経済は働かない。延べ100クラスの規模ではあるが、まず10種類のプログラムのデザイン、テキスト、資料やシート類、備品、レッスンプランを準備しないといけない。


それから、10クラス並行ということは10人の講師のクオリティをマネジメントしなければならない。トレーナーズ・トレーニングを実施するをしなければならない。


そういうわけで、ほぼゼロから作り上げるのと変わらない手間がかかる。


また同じ「問題解決研修」や「マネジメント研修」といっても実施する際には、必ずクライアントの要望に応じてカスタマイズをする。これは、デザインを組みなおすこととテキストの改定が必要であるということだ。


さらに、以前から指摘しているが「ノウハウ」や「知識」の賞味期限が非常に短くなってきているので、経験値を積み上げて利益を出すということも難しくなってきている。


習熟曲線が働かない業界になりつつあるのかもしれない。


研修業界は、マイケル・ポーターの言葉を借りると典型的な「多数乱戦業界」でなのである。