ZEISS 覗き比べ ~ 7×42 BGAT・BINOCTEM・デルトリンテム リヒター | BLRM ブラッキー リッチモア ~ Be Lucky Rich More!! のブログ

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〜 SINCE 2015.4.8

 

 

 

 

先日、天気の良い晴れた日に、

 

何台か、双眼鏡を持って、また覗き比べに出掛けた。

 

 

 

今回は、7×42 B GAT*P* 、同じく T*P (西ドイツ製)

 

そして、ビノクテム 7×50  1Q

 

そして、デルトリンテム・リヒターモデル だ。

 

 

 

 

 

 

覗いてきたのは、こんな景色達である。

 

 

 

山の頂上には展望台があるのだが、

 

いずれの双眼鏡も、木で造られた展望台の枠組みや、

 

ディテールまで、細かく観ることが出来た。

 

 

また、下方の白い建物達は、双眼鏡の着色の感じを

 

確認するのに好都合だ。

 

 

 

 

 

 

山の頂上には風車が並び、右下には観覧車がある。

 

中ほどには、リゾートマンションが並び、左には鉄塔がある。

 

双眼鏡の解像度等が良く分かる景色なのである。

 

 

 

 

 

結論から言えば、どの双眼鏡も素晴らしかった。

 

 

 

まず、この中で、最も小柄で、対物レンズ径も小さい、

 

デルトリンテム・リヒターモデル であるが、

 

 

他の双眼鏡と、ほとんど遜色なく、

 

極めて シャープで 精細な像を見せてくれた。

 

 

 

リゾートマンションのベランダや、非常階段、

 

山の頂上の展望台 等、いずれも解像度抜群に、

 

精細でシャープに、非常に良く見える。

 

 

この、デルトリンテム・リヒター モデル は、

 

精細さ、と言う点では、最近のハイエンド機種以上に、

 

繊細で、精細な見え方がする。

 

 

 

王者に比べると、さすがに コントラストは 少し劣るが、

 

80年近くも昔の、ノンコートモデル と言う事を考えれば、

 

驚異的な見え味である。

 

 

ノンコート故に、やはり着色感が皆無で、

 

海を海らしく、山を山らしく、非常に素直な像を見せてくれる。

 

 

そして、何よりも 軽いので 手が疲れない!!

 

 

 

あらためて、この デルトリンテム・リヒター モデル に、

 

惚れ直してしまった。

 

 

やはり、これは手放せない1台なのである。

 

 

 

 

 

次に、60年台初期の 1Q  ビノクテム であるが、

 

やはり、圧巻の像で、極上の景色 が堪能出来た。

 

 

 

この時代の ツァイスイエナのデルトリンテム等は、

 

海辺のような、爽やかな景色の表現が、

 

どちらかと言えば 不得意 と言うこともあり、

 

ビノクテム も少し 心配してたのであるが、

 

全くの杞憂に終わった。

 

 

 

ごく わずかな 着色感があるものの、

 

それが、全てにおいて 良い方向に作用しており、

 

海をより青く 美しく見せてくれ、想像していた以上に、

 

非常に爽やかな景色を見せてくれたのである。

 

 

 

そして、山々は木々の緑が濃厚で、

 

非常に生き生きと、生命力に溢れた見え方がする。

 

 

像のシャープさや、解像感も、申し分ない。

 

 

 

立体感に極めて優れた、ど安定な像は相変わらずで、

 

景色を見るのに、これほど楽しい双眼鏡は他にない。

 

 

 

海の景色も、山の景色も、

 

最高に見応えがある景色を演出してくれる・・・

 

 

それが、ビノクテム BINOCTEM  なのである。

 

 

 

 

 

最後に、王者 7×42 B GAT*P* 、そして T*P だ。

 

 

まず、T*P*T*P だが、前回同様に、

 

サイドバイサイドで、交互に見比べてみて、

 

やっと違いが分かる程度で、両者は殆ど同じである。

 

 

 

強いて違いを挙げるなら、

 

T*P* の方は、若干 コントラストが高く、色温度が高い。

 

 

T*P の方が、穏やかな像で、色合いが より自然な感じに見える。

 

 

 

ZEISSを始め、最近のハイエンド双眼鏡は、

 

コントラストが高すぎて、或いは 像が ドギつ過ぎて、

 

長時間 覗いていると疲れる・・・、と感じる人には、

 

T*P は、やはり 丁度 程良いように思う。

 

 

 

両者の違いは、そういう訳であるが、

 

T*P* にせよ、 T*P にせよ、

 

やはり、王者の像は安心感があって、安堵する。

 

 

 

広い視界に、必要十分な明るさと コントラスト、

 

そして、極めてシャープで解像感の高い中心像・・・

 

 

非常にバランスの良い、優等生的な像で、

 

周辺像は崩れるものの、非常に自然な感じで、

 

安心して見ていられる。

 

 

 

 

また、海面に光が反射して、キラキラ輝く様を、

 

王者ほどに美しく、官能的に見せてくれる双眼鏡は、

 

6×42 スキッパー 以外には、私は知らない。

 

 

正に、恍惚とした 美しさである。

 

 

この辺りの表現力が、正に 魔性的 快感 なのである。

 

 

 

 

という訳で、今回は、どの双眼鏡も、

 

過不足なく、海辺の景色を楽しませてくれた。

 

 

 

それぞれに特徴があり、どれが一番とは言えないものがある。

 

 

これだから、双眼鏡は、1台では済まないのである。

 

 

 

 

 

今回、楽しませてくれた双眼鏡達に感謝☆

 

 

 

 

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