双眼鏡の薀蓄の話。。。ZEISS・LEICA・SWAROVSKI の世界 | BLRM ブラッキー リッチモア ~ Be Lucky Rich More!! のブログ

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ギター、双眼鏡、オーディオ、 趣味関連の記事を書いていく予定です。
皆さんが、より幸運に恵まれ、より豊かになりますように。。。
愛念の願いを込めて、Be Lucky Rich More です(^^)
私自身が、ワクワクドキドキ出来る事だけを記事にします。
〜 SINCE 2015.4.8

 

 

 

 

皆さん、おひさしぶりです。

 

お元気にされてますでしょうか??

 

 

さて、今回はギターではなく、 「双眼鏡」 の話を、

 

何度かに分けて、してみたいと思います。

 

双眼鏡 = 「Binoculars」 です。

 

 

私は、実は子供の頃から、双眼鏡が大好きで、

 

双眼鏡に、ロマンを感じていました。

 

 

 

 

 

これが、なかなかに 非常に 深い世界でして。。。

 

 

此処から先は、興味のある方だけ、読んで頂ければと思います。

 

 

私は物心が付いた幼少の頃より、双眼鏡が、

 

何故か大好きで、色んな双眼鏡で遊んでいましたが、

 

ある時、カルチャーショックを受けます。

 

 

そうです。  あの世界の双眼鏡御三家と言われている、

 

LEICA、ZEISS、SWAROVSKI の双眼鏡を体験したときです。

 

 

日本語で言うと、ライカ、ツァイス、スワロフスキーですね。

 

 

ライカやツァイスは、カメラやレンズでも有名ですね。

 

 

スワロフスキーは、あの宝飾品、クリスタルで有名な、

 

スワロフスキーの創業者である、ダニエル・スワロフスキーの

 

息子である、ヴィルヘルム・スワロフスキーが、

 

1935年に双眼鏡を作ったことから始まった会社です。

 

 

意外と古いメーカーなんですね。

 

 

 

で、何故 カルチャーショックを受けたかと言いますと。。。

 

 

それまでは、NikonPENTAXVIXEN なんかの

 

国内メーカーのものしか知らなかったのですが、

 

初めて、LEICA を覗いた時、まるで世界が違ったからです。

 

 

何とも スカーッと、透き通っていて、

 

それでいて、中心の像が極めてシャープ!!

 

まるで、カミソリの如くシャープな、キレキレ画像でした。

 

 

「 肉眼で見る景色よりも、美しい世界 」 が 

 

そこにはありました。

 

 

LEICAZEISS を覗いた時、初めて、

 

"双眼鏡が見せてくれる世界” に、夢中になったんですね。

 

 

そこから、病気が発病しまして・・・(^▽^;)

 

どんどん、重症になって行きまして・・・(笑)

 

 

 

初めて高級な双眼鏡を買ったのは、

 

LEICA TRINOVID 8×20 BC でした。

 

確か、6万円近かったと思います。

 

 

もう、かなり昔の話です。

 

 

この双眼鏡は、名機として有名です。

 

このサイズの双眼鏡では、傑出した性能を誇ります。

 

 

何よりも、私にとっては、

 

他のツァイスやスワロフスキーの同サイズの製品よりも、

 

その当時は、色彩的にも 最も好ましく感じました。

 

 

言葉では表現が難しいですが、鮮やかでビビッドな、

 

色彩感が非常に豊かな世界でした。

 

 

今は、CARL ZEISS が好きな私ですが、

 

最初は、LEICA が、沼の扉の入り口でした。

 

 

 

LEICA TRINOVID 8×20 BC

 

 

 

カバンや、車に いつも積んでいましたが、

 

さすがに、20年以上経過して、

 

今では、プリズムにカビが発生し、少し曇ってきました。

 

( 2018年現在では、殆ど使わなくなりました。)

 

 

年齢とともに、例に漏れず、老眼も出てきましたし、

 

遠くの標識などを確認するのに、とても重宝します。

 

 

 

その後も、LEICA TRINOVID 8×42 等をはじめとし、

 

LEICA 以前の 古い LEITZ の製品なんかにも手を出しました。

 

LEITZ は、1988年以降、LEICA となりました。)

 

 

LEICA TRINOVID (左) と、LEITZ TRINOVID (右

 

 

LEITZ の製品には、素晴らしいモノが多いです。

 

 

また、私の感覚では、 「LEICA」 よりも 「LEITZ」 の方が、

 

カッコ良く感じたりします。

 

 

個人的には、特に LEITZ WETZLAR の時代の製品が好きです。

 

 

お気に入りの、 LEITZ  WETZLAR  TRINOVID  10×40B

    最近の双眼鏡を上回る程、シャープな視界と、

 

    ユッペンダールプリズムのお陰で、とてもコンパクトで軽いです。

 

         この軽さと、取り回しの良さは、特筆モノです。

 

 

 

 

↓ LEITZ WETZLAR 7×42B  通称 黒ライツ( こちらの方が古い )

 

これもやはり、ユッペンダール プリズムのお陰で、

 

非常に軽くて、持ち易く、全く疲れない。

 

 

手に持った時の、バランス感が最高です。

 

スッキリとシャープな像は、現行品に全く引けを取りません。

 

 

 

 

 

また、魔性が潜む、決して覗いては行けない、と言われてる

 

「ツァイス沼」 にも、しっかり ハマってしまいました。

 

 

CARL ZEISS には、引き摺り込まれるような魅力があり、

 

何故か、沢山、集めたくなってしまうのです。

 

色々と、覗いてみたくなってしまうのです。

 

 

特に後述する、 CARL ZEISS JENA の製品は魅力的です。

 

 

 

また、私は何故か、双眼鏡の王者、名機と言われる、

 

ZEISS ClassiC 7×42B/GA よりも、

 

10×40B/GA の方が好きでした。  (以前の話です。)

 

 

CARL ZEISS 10×40B/GA T*P  T*P*

 

 

この双眼鏡は、本当に良く見えます。

 

すこぶるシャープで、そして 像の彫りが深く、濃いです。

 

 

また、10倍と高倍率なのに、他と比べて、

 

あまり 手ブレしません。

 

恐らくは、バランスが極めて優れているのでしょう。

 

 

CARL ZAISS ClassiC シリーズから、

 

今度は、旧 東ドイツ時代の、

 

CARL ZEISS JENA カールツァイス イエナの

 

デルトリンテム(DELTRINTEM 双眼鏡の元祖的存在)

 

なんかにも、手を広げていく事になりました。

 

 

この、デルトリンテムが また深い世界でして。。。

 

その後、私はデルトリンテムを深く愛して行く事になります。

 

 

CARL ZEISS JENA DELTRINTEM 8×30 Richter Model

 

 

写真のデルトリンテムは、1940年代初期の製品ですが、

 

今なお、現役で使えるどころか、

 

最近の数万円レベルの双眼鏡では、

 

太刀打ち出来ないような、中心像のシャープさと、

 

言葉では表現が難しい、像の深い魅力があります。

 

 

パーツの精度、製品としての緻密で 丁寧な工作精度、

 

掛けられたコスト、並外れた耐久性・・・ 

 

今では もう、こんな双眼鏡は作れないでしょう。

 

 

そうして、私は、

 

世間で言われるところの 「双眼狂 病 患者」 となるのでした。

 

 

あなたも決して、ZEISSだけは、覗かないで下さい( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

※写真は全て、私物を撮影しています。

 

 

 

 

2018年8月6日 平和の日にOPENしました。

 

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