N邸(栃木)の基礎工事が始まりました。
写真は着工前の状況。ドローンを使った空撮です。
安田事務所ではドローンを導入し、今までに無い視点から
状況を記録しています。
周辺環境を俯瞰的に見ることが出来、それを計画に生かします。
また、建築主様の理解もより深まります。
掘削が始まりました。
建物が建つ周りに木の枠を設置し、ここから位置、高さの基準を
出します。
所定の高さまで掘削し、砕石を敷き均して転圧していきます。
砕石の転圧後、防湿シートを敷き、配筋していきます。
鉄筋がタテヨコ交わる所は、工具を使って地道に結束していきます。
鉄筋が組み上がった段階で、配筋検査です。
この後コンクリートを打込んでしまうと、鉄筋が隠れて見えなく
なってしまうので、設計者が監理し良くチェックしていきます。
図面通り配筋されているか、納まりの悪い所は無いか、設備配管との
取り合いも確認します。
再びドローンからの空撮。
下部の耐圧版の打込み完了後、立上げ部分の打込みをしています。
コンクリートミキサー車からポンプ車へ生コンを供給し、所定の
場所へ圧送しています。
今でこそ住宅建築現場でポンプ車が普及しましたが、
ひと昔前は、型枠にぶつけながらいちいちネコ(一輪車)
で少しづつ運び入れていたので、仕上がりの精度にも
影響していましたが、現在ではポンプ車のおかげで
精度の向上、時間短縮に貢献してくれています。
コンクリート打込み後、養生期間を経て、型枠の脱型です。
コンクリートは生ものなので一発勝負。
仕上がりに問題ないかチェックしていきます。
1F寝室から庭方向への眺め。
最終的に外構まで出来上がると、周りに囲まれたプライベートな
庭になります。
寝室の大きな開口部からは、庭の緑と、大きな空が見え、自然と
一体となった設計です。
今回はここまで。
次回からはいよいよ木工事関連がお伝え出来ます。
乞うご期待!