2024 J2新戦力ベストイレブン | ヒロミツDiary 〜更新は忘れた頃にやってくる〜

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福岡在住
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いよいよ2月23日より2024年のJリーグのシーズンが始まります!

今年のJ2は昨年からチーム数が2チーム減り20チームとなり基本的には下位3チームが自動降格になるレギュレーションとなります

昨年20位と辛くもJ2に生き残った我らがレノファ山口ですが今季は昨年J3初参戦のFC大阪で手堅いチーム作りを行い中盤までJ2昇格圏内までチームを押し上げた志垣良氏を新監督を迎え悲願のJ1昇格 ではなく(勝ち点55)を目標に中期的戦略でこのシーズンを戦い抜くと発表


※詳しくはまたレノファのチーム紹介の時に触れますが志垣監督の目指すスタイルはレノファの今までの攻撃的スタイル(主に上野監督、霜田監督時代のパスサッカー)とは打って変わって現実的な闘い方になるでしょうが霜田監督が退任してからのレノファは理想が高すぎて戦術が浸透せず監督交代でリセットされ場当たり的な戦い方しか出来なかったので今年はここ数年に比べての期待感は正直大きいです


そんなレノファを含めた20チームで争うJ2リーグ

今回から3回に分けてブログを書いていきます


1回目は私ヒロミツが選ぶ 今シーズンからの新加入選手だけで選んだ期待度ベストイレブン


2回目はレノファ山口の2024シーズンの展望


3回目は今季のJ2順位予想(こちらは前後編で更新します)です


それでは2024 J2新戦力ベストイレブン行ってみましょう☆

ルールとしては各チームから選べるのは最大1名までとして今回はベストイレブン企画にあったベンチメンバーは省いています


GK

藤田 和輝(ジェフ千葉)

※千葉日報さんよりお借りしました


J2リーグに所属しながら昨年秋に行われたアジア競技大会でU-22日本代表の守護神を務めた藤田選手

金メダル獲得は逃したものの下馬評が高くなかった今大会の日本代表において数々の好セーブでピンチを救い銀メダル獲得に貢献 ここでの活躍が認められ11月日本平で行われたU-22アルゼンチン代表との試合でもスタメン出場します

昨年所属した栃木SCでは32試合に出場 レンタル1年目の2022シーズンは7試合の出場だったのですが守護神の座を川田選手から奪いゴールマウスを守りました

186cmの長身ながら上記で見せた好セーブに見せる反応速度の速さが売りでアルビレックス新潟の下部組織出身 ポゼッションのスタイルだったアルベル監督政権で守護神の小島選手が怪我していたときにはスタメンでプレーしてたこともあるためビルドアップの精度も高いのも特徴


保有元は新潟ということもあり千葉でもレンタルという形にはなりますが小林監督の目指す後方からのビルドアップが出来るGKにはマッチしているので個人的に守護神1番手候補かと

千葉での活躍が今夏のパリオリンピック選出にも繋がるので頑張ってほしいなと思います


RCB

板倉 洸(レノファ山口)

※2024/1 おのサンサッカーパークにて撮影


え?板倉滉(ボルシアMG)がレノファに来たの?と勘違いされたサポーターの方も多いかと思われますがこちらはさんずいに光とかいて (たける)と読みます 板倉滉選手との血縁関係はありません


2021年から2年間はヴァンラーレ八戸 昨年はFC大阪とJ3のクラブでプレーし今回のレノファが初のJ2挑戦

そして今季からレノファの指揮をとる志垣監督とは上記の2チームでプレーしていたことから志垣スタイルをレノファに浸透させるための秘蔵っ子としての獲得もあるかと思います


CBながら攻撃面で起点となるパスを供給でき守備では的確なラインコントロールと身体を張ったプレースタイルでJ3参入初年度ながらリーグ3位の失点数でFC大阪の守備を支えました

一方昨年のレノファの失点数は42試合で67失点

まずは守備の再構築をと掲げる志垣レノファにとってこの秘蔵っ子のパフォーマンスが鍵を握りそうですね


LCB

大河(ヴァンフォーレ甲府)

※ヴァンフォーレ甲府公式HPよりお借りしました


2022年にサガン鳥栖に入団した韓国人プレイヤー(生まれは日本)

1年目の6月からツエーゲン金沢にレンタル移籍し2シーズンプレーしたあと今シーズンから甲府に完全移籍

現代サッカーでは貴重と言われる左利きのCBでその左足から繰り出されるロングフィード、ショートパスの精度が高くまた空中戦の強さ、守備での粘り強さも持ち味です

甲府には孫選手と同じ左利きCBで高いキック精度が売りの神谷選手がおりタイプが似通った二人だけに先は昨年からプレーしている神谷選手が優先されそうですがチャンスの機会をじっくり待ち出場の際は持ち味を存分に発揮してほしいです


→特にACLは日本生まれでも国籍が韓国なので外国人枠扱いとなるのもネックかな?


RSB 岡本 一真(モンテディオ山形)

※ザスパ群馬公式よりお借りしました


地元群馬のサッカー名門校 前橋育英高の出身で今季から山形に移籍したサイドバック
持ち味は対人守備の強さと積極的な攻撃参加で特に対人守備に関しては昨年のJ2でもトップクラスの高さで群馬サポーターのブログ、掲示板等でも(安全安心のお墨付き)と書かれていたこともあるため山形でもその持ち前を存分に発揮してくれるはずです
課題としてはクロスの精度 4ゴールをマークしたとはいえアシストが0なのはアグレッシブに持ち運べるSBとしても期待されてる選手としては寂しいところ
逆にその部分も向上していけば毎熊選手(セレッソ大阪)のようなプレイヤーになりそうですね

LSB 橋本 健人(徳島ヴォルティス)
※2022/10 維新みらいふスタジアムにて撮影

レノファ山口サポーターにはお馴染みの攻撃的レフティーSB
昨年はレンタルという形でユース時代を過ごした横浜FCに移籍し初のJ1挑戦となりましたが公式戦10試合出場に留まり リーグでのスタメン出場も2試合のみと不完全燃焼に終わりました
レノファへの復帰も噂されましたが同じく左利きの攻撃的レフティーSBでレンタルでJ3 岩手に移籍していた新保選手が先にレノファに復帰したことで(ああ こりゃ橋本君は戻ってこないな)と思ったレノファサポーターも多かったはず
徳島は田向選手以外の昨年左サイドバックを務めれる選手が全員退団したタイミングでの加入はレギュラー一番手として考えられます

左ならSBだけではなくWB、SHでも起用でき高精度のクロスや山口在籍時の甲府戦で見せた地を這うようなミドルシュートも持っているため徳島の1つのストロングポイントになるはず
(攻撃的に美しくUL・OS ウル・オス)42番の活躍が楽しみです
→エルゴラ選手名鑑の紹介より

DMF 藤田 息吹(ファジアーノ岡山)
※山陽新聞よりお借りしました

豊富な運動量で渡り歩いたいずれのチームでも(潤滑油)としてチームに欠かせない存在となっている藤田選手
2021年から3シーズンをモンテディオ山形でプレーしましたが今回は愛媛FC在籍時に共闘した木山監督が指揮をとる岡山にやって来ました
岡山と言えば一昨年はプレーオフ圏内の3位フィニッシュをするなどJ1昇格圏を争うのですがなかなか最後の一歩が届かない状況
今オフは外国籍選手を含め充実した補強が出来ているなと個人的に感じていますがその中でJ2の戦いをよく知りJ1の舞台も経験している藤田選手の経験値はチームにとってプラスになるはず

チーム悲願のJ1昇格に向けてピッチを走り回る32歳の奮闘を刮目して見ましょう☆


CMF 長尾 優斗(水戸ホーリーホック)
※長尾優斗選手 公式Xよりお借りしました

ガンバ大阪ユース時代にU-23の試合に出場していたことから僕も名前は知っていた選手ですがトップチームへの昇格は叶わず
ガンバとの関係が近年深い関西学院大学に進学すると緩急をつけたプレーで相手のベクトルを折り視野の広さを活かしたゲームメイク能力で統率する司令塔に成長
関西学院大では美藤倫選手とダブルボランチを組んでいましたが美藤選手に獲得オファーを出したのはほかならぬガンバ大阪
ガンバに戻るために大学で成長を重ねた長尾選手にとっては厳しい現実を突きつけられたと思いますが
その反骨心をバネに同じ青黒のチームカラーをもつ水戸のオファーを受諾

クールなプレーの中に熱く燃える反骨心
近年J1に個人昇格する選手が多い水戸というチームの中でまた一人楽しみな選手が増えたことは非常に嬉しいです⚽

CMF 田中 渉(鹿児島ユナイテッドFC)

レノファ山口で2シーズンプレーしその左足から多彩な攻撃のデザインを描いてきたプレーメーカー
昨年は当時コーチとして在籍していた渡邉監督がいるモンテディオ山形へ完全移籍をすると4月に渡邉監督が指揮をとるようになってからは出場機会を増やしますが29試合で1ゴール3アシストと攻撃を売りにしている選手でJ2でも上の方の攻撃力を誇る山形の選手としては少し物足りなさを感じる結果に

まだまだ出来るポテンシャルがある中で決断した鹿児島へのレンタル移籍
レギュラーが保証されている訳ではありませんがレノファ時代に見せていたチャンスメイクや左足でのシュートを見せることが出来れば鹿児島でも中心選手になれると思うので彼の覚悟を応援したいです😃

OMF 和田 昌士(ザスパ群馬)
※2017/5 維新みらいふスタジアムにて撮影

横浜Fマリノスの下部組織出身で(和製ダビド・シルバ)とも呼ばれた天才肌のプレイヤー
2017年にレノファ、2021年にSC相模原とJ2で2年間プレーした以外は主にJ3の舞台でのプレーが多く昨年まで所属した岩手グルージャ盛岡は3シーズンでリーグ戦17ゴール 特に昨年は11ゴールを挙げるなど岩手の攻撃を牽引しました

11ゴールも多彩で右足でのミドルシュート、CKからヘディングで合わせる、そして圧巻は八戸戦で見せたオーバーヘッドでのゴールと本格的にブレイクの時を果たしそうな予感がします
それだけにJ2の舞台を戦うこの2024年シーズンが和田選手にとって勝負の1年になるので是非とも数字を残してほしい!
4月に維新に来るので何とか都合を作って見に行きたいですね☆

FW 中島 大嘉(藤枝MYFC)
※藤枝MYFC公式Xよりお借りしました

某番組でのどんぐりパフォーマンスでもお馴染みの(和製ハーランド)
規格外の速さ、高さ、強さで北海道コンサドーレ札幌に所属していた2022年シーズンのルヴァンカップで5試合4ゴールを挙げるなど新たなニュースター誕生を予感させましたが2023年シーズンは夏に名古屋グランパスへの移籍もありリーグ戦はノーゴールに終わるなど伸び悩む1年でした

パリオリンピックに向けて勝負の2024年シーズンに初のJ2での武者修行を選択
圧倒的な身体能力を持つ中でゴール前での駆け引きやここぞの場面でゴールをものにできる決定力が備わればJ2得点王争いも十二分に出来るポテンシャルはあるはず
ボールを大事にし攻撃的エンターテイメントサッカーを掲げる藤枝にとってはマッチするでしょうしそのムードメーカーな人柄とサポーターに愛されそうです😄

FW 南野 遥海(栃木SC)
※テゲバジャーロ宮崎公式Xよりお借りしました

ガンバ大阪の下部組織出身でプロ1年目はJ3 テゲバジャーロ宮崎へレンタル移籍
ガンバから移籍し新監督を務めた松田浩監督の元でチームは20チーム中19位と奮わなかったものの高卒ルーキーながら二桁10ゴールをマークしチームの中心選手としてプレーしました

迫力のあるドリブルと左足から繰り出されるパワフルなシュートが武器で主戦場はCFですが右のウイングのポジションでもプレーできます
栃木という堅い守備を誇りながら得点力不足により残留争いを戦っているチームにとってこの若武者の加入は大きな力になりそう
今シーズンのJ3個人昇格組でも最注目の選手だと思うのでどこかのタイミングで彼のプレーを見に行きたいと思います⚽

フォーメーション

おまけ

個人的プラスで挙げたい選手 5名(上記に挙げたチーム以外で選んでます)とJ1新戦力ベストイレブン 

①福森 晃斗→横浜FC (悪魔の左足 ウルトラレフティとの共演でJ2を荒らしまくる!?)

②石渡ネルソン→愛媛FC(桜と日の丸の金の卵 愛媛の地での武者修行で超人なるか?)

③棚田 遼→いわきFC(広島下部組織出身のテクニシャン いわきのフィジカルトレでポテンシャル開花を狙う?)

④新井 一耀→Vファーレン長崎(千葉からやって来たDFW DFリーダーとしての牽引に期待!)

⑤名願 斗哉→ベガルタ仙台 (緩急自在のドリブラー 杜の都で輝け三笘二世!)

2024 J1新戦力ベストイレブンはこちら↓

皆さんの期待してる新戦力の選手がいましたらブログ、Xでのコメントで教えて頂けると幸いです☆

以上 2024 J2 新戦力ベストイレブンでした🙂