今回も立ち塞がった水色の壁 | ヒロミツDiary 〜更新は忘れた頃にやってくる〜

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福岡在住
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J2リーグは今節で対戦カードが一巡します
ここまでJ2 2位のレノファ山口 試合前に行われた首位大分トリニータは0-3の完敗を喫しておりレノファは結果次第で首位での折り返しが可能というゲーム 相手はJ2 2年間で4戦4敗と相性最悪 キングカズのいる横浜FCです

昨年は序盤に早々と先制を許し 中盤にエースストライカーイバに豪快に決められた維新のゲーム そのリプレイのような展開となりました
キックオフから僅か1分 野村からレアンドロドミンゲスに繋ぎ 右サイドを駆け上がる北爪へ
折り返しをレアンドロがシュート こぼれ球を野村が押し込んで横浜FCが先制
思えば昨年の早々のゴールも決めていたのは野村 下関出身のご当地選手に2年連続のゴールを決められてしまいます

早いプレスをかけてくる横浜FCの守備の前に後手に回るレノファ 特に先制点の流れを作った北爪と武田の両ウイングバックの運動量が豊富で前線に何度も顔を出しては守備にも奔走とフル稼働 レノファに流れを作らせません
レノファはボールを回すも前線に効果的なパスを遅れず攻撃が停滞
そんな中で手にした39分の池上の意表を突くフリーキックはクロスバーに弾かれ得点とはなりませんでした
(2018/1 小野田サッカー交流公園にて)

0-1で折り返した後半 またも立ち上がりでした
相手GKからのビルドアップをイバが収めて再び上がってきた北爪へ グラインダーのクロスを決めたのは王様 レアンドロドミンゲス
右足で冷静に流し込み0-2 野村の得点同様速攻での得点でした
そして62分 レアンドロが中盤で3人を相手にかわして右サイドへ ここも走り込んでいたのは北爪 中にいたイバが左足で決めて3点目 

レノファは岸田や清永を投入し攻撃に重点を置きますが最後まで相手の守備を崩せず0-3での敗戦 4月の福岡戦以来となる無得点での敗戦 横浜FCにはこれで5戦5敗と苦手意識を払拭することは出来ませんでした
2年前のチームも今のチームもそうですがレノファは攻撃に人数をかける分 ミスや相手にボールを奪われてからのカウンターでやられる場面はよく見た光景です 
(攻撃と守備の境目をなくすというサッカーにチャレンジしている)という霜田監督の思想ですが今回の試合ではそれが裏目に出る完敗
今節にしろ福岡戦にしろ3月の水戸戦にしてもレノファの良さを消すべく前線から早いプレスをかけて果敢にボールを奪いに来る敵をどういなしてゴールを奪い取るか 細かいパスを繋ぐだけではなくサイドチェンジでフィールドを大きく使ってみたり ドリブルで持ち上がってみたりハイプレスヘの対策が出来なければ2年前の二の舞になるでしょう

前半戦を終えてJ1自動昇格圏の2位につけるレノファ 前年の同じ頃が21位だったことを考えれば大健闘でしょう 誰もこの順位を予想していないはず
J2は甘くない と改めて感じたこの試合をどうプラスにとらえるか 後半戦の開幕試合は来週土曜日 相手はこちらもJ2昇格後勝利のないツエーゲン金沢 下を向く暇はない レノファ山口の戦いはここからさらに白熱しそうです