こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
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ローカルTV局「メ~テレ」制作のドラマだが、平祐奈を主役に持ってくるといふ天晴れなキャスティング。だが一方では経費がかからぬ室内セット。
『声ガール』同様乙女たちの活躍が描かれるが向こうが5人に対してこっちは6人。祐奈嬢以外は知名度低し。ギャラも嵩むまい。
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【キャスト】
イケコ: 平祐奈 2年・部長
ブッチ: 大友花恋 2年
ウラミユ:優希美青 1年
モリモモ:中村里帆 1年
チカ: 鶴田菜々 1年
エイミー:高月彩良 1年
で、物語はある高校の「ミュージカル部」が舞台。最低部員数6名で構成。一人でも抜けるとアウト。廃部です。しかも、ほぼ全員が未経験者。中には完璧などシロートも。
といふことでお約束のポンコツメンバーが結集。万艱を排して文化祭にて初のミュージカル公演を目標に。はたまた達成出来るや否や・・・。
と、その前に演劇部からとある話が持ち込まれ、公演会場の体育館を確保するためのステージ対決をするはめに。ハイレベルな演劇部に太刀打ちできるか超不安なシロート集団。時間も無いし演目も決まらないし。
部長として部員を引っ張るのが平祐奈。
この子は以前から恥も外聞も取っ払って突き抜けた芝居をするツワモノである。本ドラマでもあまり面白くない寸劇やらコントまがいのことに堂々と取り組んでいる。妙な被り物などで扮装したり。なんて立派なんだろう。
『jkは雪女』同様小さな体躯が躍動する。走り回り、歌い、踊り出し、倒れ伏す。表情の変化もダントツに豊かで生き生きしている。
そんなこんなでコメディもシリアスいずれもOKな女優だが、どことなくこうした深夜枠のチープなTVドラマが似合う印象だ(苦笑)
→最強太眉女優は誰だ?~その3・平祐奈
だがそんな個人的な印象とは裏腹に、最近では『未成年だけどコドモじゃない』『honey』と立て続けに青春恋愛ドラマでヒロインを務めており新進若手女優として活躍中である。
*「暗黒女子」* *「きょうのキラ君」* *「サクラダリセット」*
その祐奈嬢。美しい太眉の女優ゆえ自分のタイプど真ん中のはずなんだが今一つのめり込めない。何故か。
恐らくはあまりにも顔立ちが整い過ぎているからだろう。美人系と可愛い系のハイブリッド的と言ったら言い過ぎか。
しかし、それが乗りきれない要因のような気がする。もっとユニークなルックスが、もっとファニーフェイスが、もっと規格外れのほうがはまりやすいといふ個人的嗜好ゆえ。
小島藤子、芳根京子、杉咲花。みんな超個性的な顔立ちである。葵わかなや早見あかりだってファニーフェイスと呼ばれる権利があるだろう。美人不美人の領域に留まらぬ興味の尽きない容姿である。橋本愛だってビミョーだし。
そんな彼女たちに比べて祐奈嬢はバランスを失する要素が少なすぎる。あの太眉だって綺麗な額と大きな目に釣り合っているし。鼻筋も口元も整っていて顔全体の均整を壊さない。ビジュアル的に最高級であるが、これでは夢中になれないだろう。誰が?俺が。
などと容姿を問題にするのはここまでにしておこう。書き出したらきりがないからね。とにかく祐奈嬢の弾けた芝居は観ていて微笑ましい。と締めくくろう。
さて、ブッチ役・大友花恋は祐奈嬢に次いでクレジットされる。
劇中では部長を補佐するナンバー2的立ち位置だ。もちろん常識人だし。最初は妙に色黒なのは自転車通学ゆえに日焼けでもしているんだろうと思ったのだが、実際はただの地黒か。あるひはサイパンの撮影で日焼けでもしたんだろうか。
容姿は特段可愛いわけではないが、よく見るときれいな顔立ちで愛嬌もあり親しみやすく好印象。観ているうちにだんだんと気になり始める。祐奈嬢との絡みが最も多く、突っ込み役でもある。意外と弾けた演技に励んでくれている。
しかし、正直言って地味であることは間違いないのでこの先も主役にはなれないだろう。メインキャラを演じるとしても主人公の家族とか親友役のように脇にまわると思う。そう考えると何だか応援したくなるもんだな。素朴なツインのおさげ髪が似合っている。
*『チア☆ダン』 左から3人目*
『金メダル男』(16)『君の膵臓をたべたい』(17)等に出演。TV版『チア☆ダン』メンバー役でもある。最近よく見かけるようになってきた。今後もしっかり芝居に励んでもらいたい。実はマイ・ホームタウン出身。
『案山子とラケット~亜季と珠子の夏休み~』(15)で祐奈嬢とW主演で共演済みである。
雑誌「Seventeen」の表紙にも登場。OMNさんのブログで偶然見つけた。どうやら専属モデルをやっているようである。知らなかった。
ちなみにこの撮影はサイパンで敢行したとのこと。OMNさん情報ありがとうございます。
そしてエイミー役・高月彩良。
長身でスタイル良くボーイッシュな大人顔は宝塚の男役のようである。実際、役柄上では彼女の母親は宝塚出身といふことで何となく説得力がある。
メンバーの中ではもっとも舞台映えする子だ。女優のDNAを色濃く継いでいる設定にも納得。祐奈嬢の執拗なスカウトのおかげで確保した逸材だ。端正なルックスでありながらも変な扮装で馬鹿げた寸劇もちゃんとこなしてくれる。
印象として汎用性のあるタイプに見える。恋愛ドラマ、ホームドラマ、社会派ドラマ、スポーツドラマ、時代劇、ホラー作品、大河ドラマや朝の連ドラ、jkからキャリアウーマン、善玉悪玉、アクションまで何でも来い。だと思う(笑)
小柄で濃い顔立ちの祐奈嬢よりもマルチなキャラを演れそうな気がする。さらに経験を積んで演技に磨きをかければより一層登用される機会も多くなるだろう。
『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16)などに出演。
さてさて、ついでに言及しておくが、超地味で存在感ゼロ。といふ設定の子がウラミユ役の優希美青。
だが、例によってホントは無視できないレベルの器量好しだ。三つ編みおさげ髪が好感す。
『マッサン』ではマッサンの娘役を演じ、『あまちゃん』のGMT・小野寺薫子に扮した。『ちはやふる-結び-』にも出演。
眼鏡をはずし、ヘアスタイル変えればもはや別人。今後映像作品で見かけても気付かないかも。地味ながら頭角を現しつつある。
ちなみにだが、声の出演で城田優がクレジットされている。ミュージカルがテーマなだけにこれはナイスなキャスティングだろう。
残りわずかなこのドラマ。気になる女優がいたら今からチェック。先物買いもアリかもしれない。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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