一カ月間『半分、青い。』を不定期的に観た | 徒然逍遥 ~電子版~

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こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。


降霊術を駆使する(笑)稀有なヒロイン・葵わかなや芸達者なところを披歴した広瀬アリスらを観た『わろてんか』が終わって一休み。
『半分、青い。』のヒロイン楡野鈴愛役・永野芽郁はあんまり観たいとも思わず、しかも二週目まで丁寧に幼年期を描いていた事も手伝って観たり観なかったりの日々。


主要メンバーがやっと高校生になり、青春群像劇の体裁が整ったところ。と思ったら、もう就職活動やら受験態勢に突入。この一カ月間は、半分、観てない


しかし、主役の永野芽郁が生き生きしており、障害を気に病み過ぎることなく天真爛漫に青春を送る姿に意外や好感す。もっとも、朝ドラのヒロインに決まった時は、まず相応しいと納得してはいたのだが。

 *ヒロイン交代。双方器量好しで◎*
 

一昨年の深夜枠ドラマ『こえ恋』の時にはもう結構人気もあったようだが、自分はそんなに好いとも思えず。むしろ生徒会役員の水谷果穂の方が、インパクトはないものの好い感じがした。

 *『こえ恋』めいめい*

 *『こえ恋』水谷果穂(右*


『PARKS  パークス』でもさほど魅力的に映らず、しかれども女優として何か力量を有する人物のような気がしたのは事実。

 *『PARKS パークス』めいめい*

 →ご当地映画の変化球『PARKS パークス』

 

といったプロセスを経て現在の永野評に至る。


途切れ途切れに観ていても、彼女の表情が豊かで生気に満ちており、ポジティブで前のめりな特質は青空のように健やかであることが見て取れる。

聴覚が不自由でも自己憐憫に陥ることなく真っ直ぐに生きる姿は素敵なヒロインだと素直に認めたい。

 *ん~。乙女ちっくでキュート*

 *『ローマの休日』みたいか?*


ほんわかのんびりした印象の顔立ちと声質は気さくなクラスメイトといった風情がする。とりたてて際立つ容姿ではないところも親近感を醸す。
一方『ひよっこ』『わろてんか』のヒロインと違ってAD/HDっぽい特質は少女漫画チックなキャラ設定で個人的には好みではないが、ここはまあスル―しておこう。


好みと言へば、鈴愛のヘアスタイルはとても良い。自分としては昭和レトロな三つ編みおさげ髪がお気に入り。なので、それに準ずる彼女の髪型はさりげなく心に残る。

近年台頭してきたツインテールもその変化形だろうが、ウルトラコンサバティブの自分は三つ編みおさげに軍配を上げたい。

 *笑顔の口元が好い塩梅*


鈴愛の仲間たち、彼女曰く“ふくろう会”のメンバーに目を向けてみる。
律を演じる佐藤健は以前から生意気そうな顔立ちで気に入らないのだが、それはこっちの話なので役者としての評価じゃありません。若手の中では芝居のできる俳優だと思う。何となく歳の割に落ち着いた雰囲気の持ち主だ。

 *初回放送時冒頭シーン*

 *おっ。いきなりかい♡な滑り出し*

 *と、期待したら胎児の時代にさかのぼり・・・*

 

自分のお気に入りはブッチャー役の矢本悠馬『ちはやふる』以降注目している俳優だ。『トリガール!』でもキャラ作りの巧さが窺えた。

これが→こうなる(右

 

仲良しの木田原菜生役は奈緒といふ初見の人物。やはり庶民的な親しみやすい雰囲気だ。

次いで、鈴愛のネクストステージを予感させる場のメンツにも期待。
豊川悦司、井川遥、清野菜名そして志尊淳豊川が極めて怪しい風貌の売れっ子漫画家といふ設定。しかも、その原型はあろうことかくらもちふさこである。


どうやら彼女の許諾を得られたようで、ドラマに「いつもポケットにショパン」など一定程度の年代には懐かしいくらもち漫画が次々と登場する。まさにサプライズである。

ちなみに我が家には彼女の単行本がかなりある。映画化された「天然コケッコー」も全巻揃っているし。


そんなこんなでGWを挟んで五月からどう進展するか楽しみになりつつある。かも。

 *『銀魂』では大分いじられたね。古畑星夏*
 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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