140519> ゴッドファーザーで無い限り（勝負編）

先日、
恒例の宝石展示会に行ってきた。

(昨年の様子→過去ブログ　

）

場所は神戸　

出展業者さんが年々様変わりしているが、
今回は、専門店の業者さんがさらに減少し
小売の出展や天然石ブレスの出展が多かった。

この神戸の宝石展示会、本来は
高品質な宝飾業者間のビジネスの場
であるはずだったのだが、

近年は、専門学校生の実地見学や、
物見遊山の小売のオバ様達ばかりが
目立ってきている様に思う。

こうなるともう、
高級宝飾の専門的な展示会とは様相が違ってくる。

しかし、ROKOはこれが現状と割り切り
いくつかの業者さんにご挨拶を済ませた後、

今　勢いがあり、しっかりしたビジネス
ができるような業者さんとの出会いを求めた。

現在取引している業者さん以外の特徴や、
今の業界全体の雰囲気や情報を知るには
展示会が手っ取り早い☆

やはり、
勢いのある業者さんの商品には勢いがあり、

ROKOが思うに、

その勢いが製作段階でミックスされて
元気な作品が出来上がり、
オーダー頂いたお客様に満足していただける
商品をお届けすることが出来ることに繋がっていく。

(別の日のショット↓）

ちょうど新規開拓するにはモッテコイの
いくつかの買付を抱えていたので、
話をしながら交渉を進めていく。

展示会で新規開拓をする際には
香港や中東といった海外なら尚更だが、
いつも何とも言えない緊張感
があってオモシロイ。

ROKOは格闘技をコヨナク愛するが、
ある意味、一戦を交える感覚に似ている。

１対１の真剣勝負。
食うか食われるかの戦いで肝心なのは
ファーストコンタクト。

たいていの場合、コチラが
ゴッドファーザー並みの
体格か威厳でもない限り、

品の悪いモノを勧めたり
品に見合わない高い言い値を言ってくる。

(ROKO、真剣交渉の連続で目が怖い・・・

)

しかしそれだと負けなので、
コチラも負けじと知識をフル動員し
培った交渉術を巧みに駆使して対抗する。

そうしてやっと質と金額が見合った
欲しいモノが欲しい値段で入手出来る。
（特に、展示していないとっておき商品が出てくれば成功だ。）

勿論、業界の常識とルールを理解し、
自分の今までの経験が活かされて
成り立つ結果なわけだが、