原因は色々あるが、詰め込みすぎたスケジュールと急な気候の変化に体力を奪われたかなぁ。
私の場合は、兎に角、睡眠時間さえ確保出来ていれば健康で居られるのだが、
今週は特に実家での睡眠不足が更に不健康に追い討ちをかけた。
実家では主に「工房」と称して、製作活動に重きを置いて仕事をしている。
集中していると時間も忘れて製作してしまうが、朝になると、夜が遅かった事など知らない母に叩き起こされてしまうので、否応無しに寝不足になる。
先日は、忙しい合間を縫って行っていた「ジュエリーディスプレイ」の通信教育に合格していた事を知った。
転職して宝飾業界に飛び込んでからは、必要であれば全て貪欲に勉強している。
今まで、「ダイアモンド鑑定」「色石鑑別」「真珠鑑定」「宝飾デザイン」「ワックスモデリング」等の資格を穫ってきた。
それに加えて、自分と向き合うためにコンテストにも多数応募してきた。
それぞれ獲得するのに、莫大な時間と莫大な費用をかけてきたが、趣味で穫ったのではなく、全てはお客様により良いものを提供できる確かな知識を得るため。
勿論、私自身が好きな事であり、その好きであるという長所を更に伸ばすためにも、勉強は必要であり、大切だ。
今日も昼間のお店は開店できなかったが、夜に旅館で販売をさせていただいた。
そこでは、お店の時と同様にお客様に購入頂くまでに、ご質問にお答えし、蓄積した知識と経験した例などをお話し、ご購入頂くのだが、
ご購入いただいたときは、格別な喜びとなる。それは、単に収入を手にしただけでなく、普段からの努力が伝わった成果でもある。
商売って、単に商品を売り買いするものではなく、商品と共に「信用」や「モノに纏わる知識」も流動すべきだと思う。
よく、「モノを大事に持ちなさい」と幼い頃に教育されたが、それが良いものでないと長持ちしないし、そのものに関する知識がないと取扱いが出来なくなる。
他にも、モノに良い思い出が詰まっていればいるほど、人ってモノを大事にすると思う。
商売人の素晴らしいところは、そのモノに価値をつけるお手伝いが出来るのが商売人だと思う。
多くの人は、商売人とは、右から左に手間賃をフッカケて売っている、と思われがちだが、
より良いものを厳選したり、安いものや高いものを詳細に説明したり、季節や時期に合わせた商品を推奨したり、その他様々な役割を担っているのが商売人だと思う。
景気を良くするかどうかも、この商売人の質の高さが依存していると思うなぁ。
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