年賀状の整理をしていた。
ふと、チワワ奥からの年賀状で手が止まった。?(。´・ω・)ん?
チワワ奥は無駄に字が上手い。
無駄と言うのは、我が家に対しても上手さを最大限に生かしてくれるとの意味だ。
が、手が止まったのは、文字だけではなかった。
左端にいる彼だ。バビル二世の三つのしもべのひとつでもあるポセイドン。
詳しくは塔の住人を
受け取った時に思わず笑ったんだけど、今日になって宛先を見ると、『棟』を『塔』と細かくやってくれていたのね。
今年もチワワ奥ご家族とは、大いに食べて笑いたいです。
さて
先日書いたJR北海道のクイズの件。質問が寄せられたので、答えは書けないけれど、駅名を特定した方法ならば……
娘だけが数か月前から突然、鉄オタになってしまった我が家が頭を抱えたのは、この画像の駅の特定でした。
上級問題になると、もうヒントらしいヒントもなく、唯一のヒントであろうこの丸太に描かれた何らかの文字もモザイク入り。鉄オタさんたちには優しくても、にわか集団の我が家には、難問以外言葉もありませんでした。
多分、この画像を見て「こんなの分かる訳ねぇじゃん!」って思っている方が殆どでしょう。ウチもそうだった訳で……
でも、娘が画像とにらめっこしながら言いました。
「この画像、多分駅のホームだと思う。丸太の右側の電柱らしき柱に電灯があるし。
画像右下に今は使っていないらしい錆びた線路が見える。
あと、この駅は電化されていない駅だよ。線路の上に電線がないもん」
娘は路線図を出して、電化されている駅をマーカーで塗って私に手渡して来た。
う~ん、遥かに電化されてない方が多いやんか
でも、風景的に札幌近郊や大きな町ではないとも見える。
もう、ここまで来ると推理するしかない。
正月早々、家族は古畑任三郎・金田一耕助・江戸川コナンになったつもりで、独自の方法で駅を探す。
私はある建物に注目していた。
それは画像右にある白い建物。
拡大したら、こんな感じ。
これって堅気の建物じゃないよなぁ。機能的にも何か特殊そうな
脳内のどうでもいい記憶を整理するうちに、そういえば消防の訓練でこんな建物で練習してた所もあったよなと思った。でも、確証もなく、私はまたあてもなく探し始めた。その時!この騒ぎを知ったチワワ奥がラインをくれた。
「これって消防の施設じゃないですか?」
おぉっ!チワワ奥がお墨付きをくれたそれなら心置きなく探せるわ!
私は駅探しではなく、北海道中の消防署をグーグルマップで探し始めた。すごい数あるのね、消防署って。駅の数よりも絶対に何倍も多い。でも、消防署を調べるうちに、似たような建物があちこちにあることがわかった。そう、やはりロープでの昇降とか救助の訓練で使う無駄のない縦長で適度に窓のあるビル。で、このボケた画像と一致する消防署探しだけに私は作業を絞った。駅は町や村に一つでも、消防署はいくつかある。年末からずっと、ロクにテレビも見ずに消防署探し。で、何時間か経ったある時。え、えっ?これ…キターーーーーー
同じだ、同じっ!!
正月から消防署見つけて初泣きした。
で、この消防署から、ある土地を特定し、それが間違いないと亭主と娘に説明した。
ふたりとも私の導き出した答えが正解だと認めてくれた時は、嬉しかった。
もう、推理ってよりもしつこさが勝因だった。
塔の住人は、今年も無駄に労力を浪費している。
明日はどこかの駅に『ご当地入場券』を買いに行くらしい。ん?私もか?