越後長岡酒の陣 2025

　　

　左）今年も行きましたアオーレ長岡

　右）越後長岡酒の陣

　もちろん今年も日本酒を呑んだくれるために普段は仕事している土曜日に休みを入れての参戦です（笑）。

　　

　左）前売り券は早い段階で完売。当日券はナシ。大盛況

　右）鏡開きが行われ、開場です

　　

　1部は11時～13時。2時間でお猪口12杯なのでそれほど多くはありませんが、

　あまり強くない俺はこんなもんで結構酔ってしまいます（苦笑）

　あまり写真は撮れなかったんですが、去年よりも食が充実していてね。

　何を食べても旨かった。オキニイリのだし醤油が製造をヤメちゃってたのは残念だったけどね。

　後半、同じ卓の方々とちょっとお話ししましたが、ウチの細君同様皆さんお強い（笑）。

　顔真っ赤だったの俺だけじゃないかなァ（苦笑）。

　しっかし2人組のお姉さんも1人参加のオッチャンもイイ顔してたなァ（笑）。

　

　これだけの会場にれだけの酔っ払いが集まっても大きな混乱ナシ。今年もイイ雰囲気でイイお酒を飲めました

　さて。

　酒の陣退散後、細君はこの付近に見学したい場所があるというので、

　俺は酔い覚ましがてらちょっとお散歩に。

　　

　左）旧長岡機関区へ（笑）。カマは1両も外に出てませんが、どうにか1030号機のお顔は拝める

　右）日中の倉の中を撮るのはなかなか厳しい（苦笑）

　　

　裏側にまわると、こちらもちょっとだけ1032号機の顔が覗いていました

　決して撮り易くはない機留位置でしたが、長岡に現存する電気機関車5両の生存を確認できました。

　今や長岡機関区は存在せず、機関車達は新潟車両センターの属となっています。

　近い将来、この辺ももぬけの殻になっちゃうんですかねェ。

　そういや、

　アチコチの機関区の名称がなくなったのって、やっぱり機関車廃止への準備の一つだったのかな。

　寂しくなるなァ。

　日本酒を呑んだくれるために休みをとって長岡までやって来て、酔い醒ましに電気機関車を見学する。

　旨い日本酒を呑んでカッチョイイ機関車を見て。なんだかイイ休日でした（笑）。

盛者必衰 諸行無常

　昨日、土崎に取り込まれた2機をもって終焉した田端区のEF81。

　ネットで検索をかけるとちょうど40年前。

　1985年の9月23日だというから、ホントにほとんどちょうど40年前。

　

　EF80のサヨナラ列車が運転されました

　当時はまだまだ鉄道マンと鉄チャンの関係が友好的でね。

　何かが引退するたびにサヨナラ運転が行われていたように思いますね。

　時代が時代なら先に逝ったPFも最近逝ったパーイチ達もサヨナラ運転の機会が設けられたんだろうになァ。

　コレもここまでの鉄チャンの所業の賜物（号泣）。

　俺は親父に連れられてこの列車に乗ってました。

　EF80の29号機と63号機の重連での運転だったハズなんだけど、何故か63号機側の写真がない（泣）。

　当時の俺、何やってんスかね？？（苦笑）

　経路はよく覚えてないんだけど、たしか常磐線の友部辺りで折り返して、尾久に戻ってきたんじゃないかな。

　　

　で、結構な雨の中、尾久で撮影会。ココではちゃんと裏表撮ってるね（笑）

　　

　まだ単焦点35mmのコンパクトカメラを持たされてたハズだけど、まァまァ撮れてるよね？？

　　

　左）当時の田端はまだまだ多士済々。EF80以外のカマも並べられてたな

　右）これは展示会場外を撮ったっぽい。これだけいたPFもいまや全滅（泣）

　　　拡大すると右に見えるパーイチは95号機っぽいんだけど、鮮明でなくて確実じゃない（苦笑）

　　

　当時はEF80目当てで上野やら鶯谷やらに通ってた記憶があるんだけど、あまり出会えた記憶もない

　あの頃はね。子供心にパーイチが来るとガッカリしてたんですよ。ちょっと考えらんないよね（苦笑）

　　

　…で、田端に行ってどうにかEF80を見て帰ってたんじゃないかな

　でも、田端での画像もあんま残ってないから、ココでもあまり見られなかったんだろうな

　EF80を追いやった（？）EF81も居なくなっちゃうなんてね。

　盛者必衰。歴史は繰り返す。

　でも、そんなこと、想像もしてなかったな。アノ頃は。

田端区から機関車が消える日

　9月の廃車ラッシュの大トリ

　パーイチの95号機・139号機およびカヤ27が死出の旅路につきました。

　列車の出発は16日深夜。

　俺は16日の午前中の内に自宅を出て、各駅停車の旅で長岡へ。

　そこからレンタカーに乗り継いで海岸線に繰り出します。

　その辺の道の駅の駐車場で一晩を明かし、夜が明けてから立ったのは小岩川の丘 。

　

　待つことしばし。2両のパーイチとカヤ27が姿を現しました

　この時期この時間帯は晴れると地獄の当地

　晴れたり降ったりを繰り返していましたが、通過時はちょうどイイくらいの天候でしたね

　せっかく車で行動しているので、そのままちょっと追い掛けまして……

　

　実りの秋を迎えた庄内平野で最後のお見送り

　もう1カ所くらい名残を惜しみたくもあったんですが、思ったより時間的に余裕がなさそうでね。

　事前にiPhoneなんかの地図アプリで所用時間を調べてなんとなくの予定を立ててるんですが、

　実際に車のナビに入れてみると予測時刻がだいぶ違ってね。

　iPhoneは「40分強で着けるよ」って言ってんのにナビだと「1時間40分」って出るし、

　iPhoneが「4時間強で着ぇるよ」って言ってんのにナビは「7時間はかかるね」って言ってきたり。

　体感だとiPhoneの時間で行こうと思うとちょっと頑張らなきゃたどり着けないし、

　フツーに運転しててもナビの時間よりは早く着く。そんな感じかな。

　ともあれ

　これにて田端の機関車・尾久の客車は全滅。

　「田端機関区」と呼ばれなくなってすでに久しいですが、これにて名実ともに田端機関区の終焉でしょうか。

　北の玄関口の動力を担った名門の歴史に幕が下りました。

　ちょっと信じられないことですが

　明日からは、田端をブラついても、車内から尾久区の辺りを眺めても、

　もう機関車の姿を見ることはほぼないんです。

　…信じられないことですが。