こんにちは、愛知県春日井市でゴルフレッスン場を経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




先日ツアーバスよりお借りしたテストシャフトを参考に色々考えた結果、低トルクシャフトにいきつきました。



Diamana™ X '17 70S  76グラム トルク2.0です。

結論から言います、バッチリでした。



ドライバーの迷走に陥ったのはもうずいぶん前になります。

ドライバーが突然左に引っ掛けてしまう症状になり、それを防ぐ修正をするとボールが吹き上がり飛距離が出ません。

当時は自分が非力になり硬いシャフトが合わなくなったからと考えていました。



そのためN.S.PRO REGIO FOMULA M 65 S トルク3.5を使っていました。

ラウンドレッスンでお客さんのレッスンに意識を持ってスイングしていれば何も起きませんが、いざ真剣に力を入れるとどチーピン(ひどい引掛け)か吹き上がりです。

ドライバーイップスか!?と悩んだりもしました。



ヘッドの大型化、ロフトの増減、クラブレングスなど、以前気持ちよく振れていた時と比べて、何が変わったのか、全て考慮して見ましたが改善しません。

3Wまでは問題なく打てるのでやはり460ccの大型ヘッドは合わないのか・・・。

スイングも当然疑り、全て修正しました。



今回シャフトを14本テストしてフレックスは260~270cpm、トルク3以下がベストと感じました。

フレックスはシャフトの硬さや柔らかさのことで、振動数(cpm)で表します。

トルクとはシャフトの捻じれの数値です。



振動数が多ければ硬い、少なければ柔らかいシャフトです。

トルクは数字が大きければねじれが大きい、小さければねじれが少ない。

トルクが大きければ柔らかく感じ、少なければ固く感じます。



最近のシャフトはトルクが多めなんです。

理由はヘッドの大型化でヘッドの回転力が大きくゆっくりと動くからです。



N.S.PRO REGIO FOMULA M 65 S トルク3.5



インパクト直前はスクエアに入射しています。

インパクト以降



ドン開きです(汗)

驚愕しました。

この開きを感じて捕まえに行けば、トルクで自然にフェースは戻るため操作した分急激にがぶります。

何もせずにそのままなら右にすっぽ抜けるか吹き上がります。

コントロール不能でした。



今回テストしたDiamana™ X '17 70S  76グラム トルク2.0



インパクト



スクエアに打ち出しています。



フレックスは265pcm程度なので、トルクのせいで振り始めこそ固く感じましたがすぐにタイミングが合うようになりました。

ドライバーを14回以上打たせてもらいホールを追うごとに力を加えられるようになっていきました。

以前が50%なら80%くらいは力を込めて振れるようになったと思います。



なんだか時代を逆走するようなレビューで申し訳ありません。

ですが、同じような悩みのある方は柔らかくても低トルクのシャフトを試してみるのも良いきっかけになるかもしれません。



Diamana™ X '17テスト動画です。





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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

春日井でゴルフレッスン場を経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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