先日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は強い内容だったようだ。

 

前記事にも書いたがアメリカの個人消費はGDPの70パーセント近くを占めているらしく景気の様子を見る為には重要な指標と思われる。

 

 
それが強いという事はFRBがインフレ退治の為に利上げをしても、うまく効果が出ていないのではと懸念される。
 
そうすると従来の予想よりも、更なる金利アップや期待されるインフレが落着いた後の早々の利下げは遠のくのではと恐怖心が芽生えてしまう。
 
ハイテク株などは金利敏感株なので、そんな状態に陥るとすればバリュー株優位がしばらく続く可能性があるかもしれない。
 
次の米国企業の業績に関しては、2023/03/02に発表される予定のISM製造業景気指数を注視する。
 
ちなみに半導体などはアメリカ、一国の景気というよりもグローバル製造業の指数を見た方が占いが当たるかもしれない。