グリア細胞。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
今後
脳と言えばニューロン
から
脳と言えばグリア細胞
に変わるでしょう。
といいますのは、脳神経学が発達し、脳の様々な働きにはニューロンだけでなく、ニューロン以外の脳細胞も非常に重要な役割を果たしていることが解って来たのです
このような、ニューロン(脳神経細胞)以外の脳細胞を総称して「グリア細胞」と呼びます。
脳内で働く中心的なグリア細胞は、ミクログリア、アストロサイト、オリゴデンドロサイトと呼ばれる3種類です。
①ミクログリア
脳内のマクロファージ。体のマクロファージと同じように、死滅した細胞や余分な脳内物質等を食べて掃除してくれます。そして、マクロファージと同じく「サイトカイン」と呼ばれる免疫物質も放出します。
体内のマクロファージとの大きな違いは、脳細胞を修復させる働きもあります。
神経細胞ニューロンは病気や怪我で傷つくとSOS信号をだします。それによりミクログリアに報告します。
その報告が
まだいける
のであれば修復
もうあかん
のであればたべちゃいます。
この判断が、何によるのかはまだわかっていない。
なので、もしかしたら
ミクログリアの過剰な活性を抑えてアルツハイマー病を抑制できるかもしれません。
アルツハイマー病は、脳の海馬に、タンパク質のゴミ「アミロイド」が蓄積することで脳組織を破壊し、海馬が萎縮して発病する。
ミクログリアは、発症の初期では、この「アミロイド」を食べて処理してくれることがわかっている。しかし、処理しきれなくなると、ミクログリアが過剰に活性して、正常な細胞まで破壊してしまうこともわかってきた。(放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター 樋口真人チームリーダーの研究より)
つまり、ミクログリアをコントロールすることができれば、アルツハイマー病の進行を抑制することができるかもしれないのだそうだ。
他にも赤ちゃんから大人になるまでの不必要な脳細胞を食べてくれるため脳が簡素かされるわけです。
とりあえず今日はここまで。
明日も健康で美しく、仕事を楽しみましょう。