さてさて、3年前の春頃に山陽新幹線の博多小倉にあるトンネル出口で
のぞみ号と男性が接触し、男性が死亡するという事故が起こった
また新幹線で…と、新幹線大好きなボクはウンザリしている
ただ、ウンザリしているのは、接触事故が起こったコトではなく
接触してからの運転士の対応だ
運転士は『動物がぶつかったと思ったので、止める必要はないと思った』
と話している
この言葉に、ボクは愕然とした気分になった
JR西日本は先日、のぞみ号の台車に亀裂が入っている状態なのに
列車を停車させず、運行を続けた…という問題に対し
『何か異音がした場合は、ただちに列車を停止させます』
という、再発防止策を発表した
なのに今回、異音がしたのに列車を止めなかった
人命よりもダイヤ優先
このJR西日本の体質は、何ら変わっていない…
反省と学習を怠る者の未来は、孤独と行き詰まりである
JR西日本、もうダメなのかな…
なんて思った今日も、2019年6/15付の読売新聞夕刊
よみうり寸評、サテト~😃
☆☆☆
【飽食や環境汚染の影響で
1959年以降に生まれた世代の平均寿命は、41歳になる…
と言えば、思い出す方もあろう
日本人の短命化を予告した【41歳寿命説】である
この本がベストセラーになったのは、1990年
平成の世が幕を開けて、間もない頃だった
隔世の感を、禁じ得ない
問題の世代の最年長にあたる、1959年生まれは
還暦に手が届く年齢になっている
2007年生まれの日本の子供の半分は、107歳に達する
…と、正反対の予測を示した英国の教授の本も、話題になった
長寿社会を支える仕組みの寿命を、どう延ばすか…が、今は気になる
一応の答えを、政府の【人生100年時代構想会議】がまとめた
幼児教育無償化から
高齢者雇用の促進まで
様々な世代に向けた支援策が、並ぶ
構想通りにいけば、女性や高齢者の社会参加を後押ししようが
うまい話のてんこ盛りを見るようで、不安も残る
財源は十分に確保できるのだろうか…
『41歳』の憂いから解放されて
『100年』の重圧に、身をすくめるのはもったいない
もっと議論の必要があろう】
以上、よみうり寸評からの記事デシタ~
ではでは