私が講師をしている資格取得レッスンでは、
薬膳の知識や、資格取得できる内容はもちろん、
それぞれのクラスのレベルに応じて、
より健康になるための養生方法なども
なるべくお伝えしています
さて今日は女性にはとても大切な
「血けつ」のお話しを少ししようと思います
女性にはひと月に一度、生理という排泄の時期があります。
良い体調、良いカラダのサイクルがあると、
この生理が古い血液を体内から出してくれて、
生理のたびにカラダが美しくなります
逆に良くない体調の時や、
良くないカラダのサイクルがあるときは、
激しい生理痛や頭痛、
出血量の多さなどから
生理のたびに体調を崩しかねません
まず、良いサイクルにするために出来る
基本的なこと
それは、
「血」をしっかり補うこと。
わかりやすくいうと、
貧血がないようにするということです
中医学で言う、
血が足りない状態の【血虚けっきょ】と
西洋医学でいう貧血は、
実は同じではありません
「私、病院で貧血といわれたことがないんだけど・・・」
というあなたも、
もし不調があれば
血虚の可能性はあります
（生徒様にも意外にも多いです）
何を隠そう私自身が、元々貧血体質なので
貧血や血虚でお悩みの方のお気持ち、
痛いほど良くわかります
写真は
レバーの煮物です
写真では見にくいですが、
同じく血を補ってくれる「金針菜(きんしんさい)」という食材が入ってます。
それと定番の生姜！
これをワインでほんのり甘めに煮ています(*^^*)
(生姜や金針菜なければ玉ねぎだけでも美味しいですよ🎵)
(写真下)
…しかし、貧血の方にとって、
こういうレバーとかの料理って、
食べる気が起こらないことも多いです(T-T)
貧血のために、
食欲も落ちてるんですね
それで甘いものや、手軽につまめる食べ物に走ってしまいます…(°_°)
そうなると、ますます貧血が良くなるチャンスを
逃してしまいがちに…💦💦
上の写真には、
青シソや、生姜を加えています
こうした食べ物を組み合わせることで、
貧血の人でも
レバーが食べやすくなったりします。
(血の不足が強い方は、それでも食べたくないかも？？です)
中医学、薬膳でいうところの「血」は
とても大切です
精神安定の効果や、
活動するのに必要な
生命エネルギーである「気」を作る元
にもなっています
また、お肌の状態も血の質や量に左右されています
「血」の元になるような食材をいただきたいですね
ふくおか薬膳のレッスンでは
より詳しくその方法を
お伝えしていますよ♬
健康でないのは
とてもつらいことです。
でもその身体や心のお悩みは、
さらに健康に美しくなるための
「幸せになるタネ」だと、
私は思っています(^^)
より健康になりたい！
と本当に強く願うからこそ、
不調を改善するために行動していけて、
結果的に元の状態よりも健康になるからです^ ^
ぜひ、お悩み（ピンチ）を
ご自分の宝物（チャンス）へと変えていきましょう
薬膳では
ふだんいただく食材を
ご自身の身体に合わせてとることで
日々の食事から
元気になっていきます。
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