Michael教授のFXサバイバル授業 -2ページ目

ついに85円を割って推移しています

85円、割りました。しかし、84円台で踏みとどまっています。
ドル売り方は、だいぶ売り込んでいるでしょうから、
命運をかけて、更なるドル下落(円高)をしかけてくるでしょう。
ここはじっと我慢です。
我々は1本しか買っていないので、ここから5円ほどの下落には耐えられます。
円買い、ドル売りが溜まっているはずですから、ここを凌げば反発が期待できます。

しかし、日本の個人投資家のポジションが、
円売りドル買いに大きく傾いていることを投機筋は熟知しているので、
このポジションをロスカットで閉じさせて一儲けするために、
ドル売り攻勢は、しばらく続きそうです。

実弾の日本政府の介入は期待しない方が良いでしょう。
含み損を抱えている個人投資家が、介入の時点で円を買って逃げようとしますから、
介入の効果は一時的で、また円高に戻るはずです。
介入のような効果の無い神頼みよりは、
やがてくるポジション調整を期待した方が気が楽です。

しばらくは、じっと我慢です。では、Good luck!

Michael教授

今週(8/22~)の戦略

先週は、何とか85円台を死守してくれました。
クロス円の全面安から、ドル円も崩しにかかってきましたが、
85円ギリギリの買いに支えられ、何とか跳ね返してくれました。
ドルは、そろそろ売り疲れと見て良いでしょう。
今週から、いったんドル円は上がるとみています。

さて、今後の方針ですが、豪ドルの「売り」を狙っています。
投機筋の豪ドル買いポジションは5万枚前後まで積み上がり、
いつ急落してもおかしくない段階にまで来ています。

問題は、この急落がいつ起きるのか、です。
豪ドル急落が早いか、それとも、ドルの反発が早いか、です。
後者の場合には、ドルを高くなったところで豪ドルを売ればよいので
対応は簡単なのですが、問題は前者の場合です。
豪ドル売りにつられて、リスク回避で円も高くなり、その場合、
今度こそ85円の節目を割って、ドル急落のとばっちりを受けかねません。

本来であれば、このドル買い分は89円台くらいまで引っ張りたいのですが、
相場の状況を見て、87円台に入れば売りを考えるかもしれません。
どのタイミングで売るかは、豪ドル円の上がり方、次第です。
決済の後は様子見で、今度の戦略は豪ドル円の「売り」でいきたいと思います。
豪ドル円の上がり方次第ですが、豪ドル円は落ちるときは大きく落ちるので、
5円幅くらいで狙えるかもしれません。

ちなみに、他の口座で有している豪ドル円買い10本も、
この戦略と同じように、77円台に入ったら決済を考えています。
そして、折り返し2~3本の売りを入れる予定です。

なお、欧州通貨は、先週は上下動が激しくて魅力的に見えましたが、
どう動くかは全くのバクチなので、
保守的に資金管理したい人は手を出さない方がいいでしょう。

Michael

岩盤のように!

85円台、岩盤のように割れませんね。
おかげで助かっています。ここを割れると、一気に急落が来そうです。

あくまで勘ですが、85円を死守しようと、準公的金融機関のドル買いが入っていそうですね。
短期的にはともかく、中期的に見れば、85円台のドルを持っていて
含み損にはならないはずですから、日本の国益にも適うはずです。
ここは継続して85円台を死守してもらいたいです。

日本政府は、意図的に悪材料をじゃんじゃん発信すべきでしょう。
例えば、対GDP比国債発行残高比率がギリシャどころではなく、世界一だとか。
すると、じわじわと円が売られて円安方向に誘導されるはずです。

さて今後の方針ですが、いまはこのドル買い1本でじっと我慢です。
これだけドル売り、円買いがたまると、反発は相当に大きいはずです。
90円近くまで戻すのではないでしょうか? 

このシナリオも、85円を死守してくれるかどうかで変わってきます。
80円割れのような事態に陥れば、含み益は遠のきます(下手すると強制ロスカットです)。
いまはじっと我慢、保守的に、しかし長期的に、100倍目指して頑張りましょう。

Michael