日銀円買い介入のリスク高まる!?ドル円に再注目! 合計 -1,910万円/週 | FXで日給100万円 カルロス上杉

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外国為替、必勝トレード日記


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今週は英ポンドの動きに振り回されてしまい、再度大きなマイナスで終了の一週間でした。

最近は損益のボラティリティーが上がり過ぎていますので、来週からはリハビリ期間として、
EURUSDとUSDJPYのみに絞り、より慎重なエントリーを心がけていきます。




今後の注目は以下。



① 高まる円買い介入再開のリスク、米監視リスト入りは妨げにならず

 米国が日本を1年ぶりに為替操作の「監視リスト」の対象に指定しても、政府・日本銀行による円買い介入のリスクはなお存在するとストラテジストは指摘している。

 米財務省は20日、大幅な対米貿易黒字と経常黒字を理由に日本を監視リストに追加した。財務省の神田真人財務官は21日朝、為替相場の過度な変動に対して「適切な対応をしっかり取っていく考えに変化はない」と強調した。

  2012年の半分程度まで円の減価が進む中、日本の当局者は懸念を強め、為替市場では円買い介入の脅威が繰り返されている。円相場は20日までに6営業日連続で下落し、21日に一時159円13銭と約2カ月ぶり安値を更新した。

 元日本銀行為替課長で11年の円売り介入に携わった経験を持つリコー経済社会研究所の竹内淳主任研究員は、自国通貨を防衛するための介入を米国が問題視しているとは思わないと述べ、監視リスト追加により円安進行時の円買い介入が難しくなる可能性は「ない」との見方を示した。

(出所:Bloomberg)

現在159円台後半ですので、いつ介入が入ってもおかしくない状況。

私も米監視リスト入りが介入の妨げになるかと考えましたが、介入経験者の意見では「問題ない」との事。介入があれば、介入後下落したところから買いを入れていく予定。





② バイデン米大統領とトランプ前米大統領との討論会

 27日に予定されているバイデン米大統領とトランプ前米大統領との討論会にも注目したい。ウクライナ、中東、対中政策への見解にフォーカスすることになりそうだ。欧州議会選挙では、「自国第一主義」の右翼勢力が躍進しており、「米国第一主義」を標榜するトランプ前米大統領が優勢となった場合、ウクライナを軸にした欧州の地政学リスクへの警戒感が高まることになる。

(出所:Trader's web)

トランプ前大統領優勢の場合、 “円安ドル高は大惨事 国内の製造業 打撃”とコメントとしているため、どちらかというとUSD安に傾きやすいと考えられますが、トランプ前政権時代には、世界経済の相互依存関係の強まりや地政学リスクの高まりを受け、たドル安は進行しませんでした。「トランプ氏の政策はむしろドル高を招く結果となる可能性が高い」とみられています。

ただし、現状すでに歴史的なドル高水準にあることから、追加のドル高余地は限定的。トランプリスクをにらんで、まずはEURUSDは売りに傾きやすいと想定。

その後、28日に発表される重要なインフレ指標、米PCEデフレータの結果にも注目。ここでも大きく米ドルが動くでしょう。




各通貨の注目ポイントは以下。


米ドル (USD)
米連邦準備理事会(FRB)のPCEデフレーター(前年比2.6%予想)や消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)の伸び率が鈍化する見通しがドルに影響。市場は年内2回の利下げを織り込んでおり、ドルの上値が重くなる可能性が高い。また、バイデン大統領とトランプ前大統領の討論会や欧州議会選挙の影響も注視される。

日本円 (JPY)
日銀金融政策決定会合での「主な意見」公表が注目される。長期国債買入れの減額計画に関する見解が焦点。植田日銀総裁の発言により、国債買入れの減額が「相応」の規模で進められる見通しがあるため、円の下支えとなる可能性がある。

ユーロ (EUR)
フランス下院選挙や欧州の景況感指数、欧州委員会の財政規律違反の勧告がユーロの上値を重くしている。欧州の政情不安や株式相場の下落もユーロに対してネガティブな影響を及ぼしているため、上値が限定的と予想される。

豪ドル (AUD)
米金利の低下や欧州の政局不安により、ドルとユーロの投資リスクが高まる中で、豪ドルが買われやすい状況。豪準備銀行(RBA)のタカ派姿勢や5月のCPI発表が注目される。インフレが高止まりすれば、豪ドルの支えとなる可能性が高い。

南アフリカ・ランド (ZAR)
南アフリカの国民統一政府(GNU)の船出や親ビジネスな政策が市場に好意的に受け止められ、海外投資家の再投資が期待されている。南ア株の投資判断が引き上げられるなど、南アフリカへの資金流入が見込まれ、ランドが買われやすい状況。

ポンド (GBP)
英中銀(BOE)の金融政策会合での据え置き決定やインフレ率の鈍化が影響。利下げの時期を見極める動きが続く中、今後の経済指標に一喜一憂する展開。市場では11月利下げを織り込んでおり、短期的には大きな動きが見込まれない。

カナダドル (CAD)
カナダ中銀(BOC)の6月会合での利下げ決定や、次回の追加利下げ見通しがカナダドルの重しとなっている。5月CPIや4月GDPの発表が注目されるが、大きな手がかりがなければ、対ドルでの動きは方向感に欠ける。BOCの追加利下げ観測が加ドルの重しとなっているものの、ドル高も一服しており、6月のドル/加ドルの値幅は一段と縮まっている。






その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓

日銀円買い介入のリスク高まる!?ドル円に再注目! 合計 -1,910万円( -119,586 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年6月24日~

https://youtu.be/GKvMusXCkQc ・・・続き情報