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原油価格の下落に伴い、相関性の高いカナダドルを売りで攻めで行ったのが上手く行き、何とかプラス収支で終了。
注目の米雇用統計は+33.6万人増で予想大幅に上回る出来でしたが、それでも最終的に米ドル売りに傾いてきました。
ドル売りに傾いてきた理由は、銀行の年内のターゲットに入ってきた、米金利の上値余地がそれほど無いなど、いくつか理由を上げることができますが、
何より、良好な米経済指標にドル高で反応しない、しずらくなってきた現状を見る限り、今後は米ドル売りの方が優勢になり易いと想定しています。
9日からは、積極的に米ドル売りのタイミングで入っていく予定。
今後の注目は、以下2点。
1. 9月米CPIに注目
10月12日に、9月CPIが発表となります。市場では前年比3.6%と予想されており、8月の3.7%からの鈍化が見込まれている。予想通りに鈍化していた場合、11月1日のFOMCでは、9月と同様にFF金利の据え置き、すなわち、タカ派的スキップの可能性が高まりそうだ。
(出所:Trader's web)
6日に発表された、米雇用統計もかなり良好な数時であったにもかかわらず、最終的には米ドル売りに傾いてきていますので、米CPIについてもよほど予想から離れた数字でなければ、引き続き米ドル売り方向へ傾いていくと想定。米ドル売り目線。
2. 原油相場が下げ拡大、ブレントは85ドル割り込む-需要に懸念
原油相場が急反落を続けている。世界的な成長減速が消費を冷え込ませるとの懸念が背景にある。ブレント原油の指標価格は1バレル=85ドルを昨年8月以降で初めて割り込んだ。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油は昨年9月以来の大幅な下落を記録した前日に続いて下落し、82ドル台に落ち込んだ。
米国で4日発表されたデータで在庫増加と需要減少が明らかになり、原油相場はガソリンとともに下落していた。
原油相場はブレント、WTIともに50日移動平均を昨年7月以降初めて割り込むなど、テクニカル上の重要な水準を下回ってもいる。ボラティリティーも急上昇し、オプション取引は活発化している。
(出所:Bloomberg)
上記に加えて、サウジアラビアが、「原油価格が高騰した場合は来年初めに原油の増産に踏み切る用意がある」と伝えていますので、ここからまだ原油価格の下落は続くと想定。相関性の強いカナダドル売り圧力は引き続き強くなるでしょう。
その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓
米ドル優勢が揺らぐ?次の動きは米CPIが決定。原油価格下落に絡めたカナダドルの売りも狙い目 合計 +369万円(+24,781 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2023年10月9日~
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