どの通貨でトレードをする?
FXの場合、非常に多くの通貨の組み合わせが
考えられるわけですが、
その中で実際にどの通貨でトレーディングをするかを
決めなければなりません。
値動きが比較的荒くデイトレ向きと言われているのが英ポンド(GBP)。
また香港ドル(HKD)と米ドル(USD)の組み合わせは、
ベッグ制であるため、中期投資に向いていると言われています。
それぞれの特性を把握して取り扱う通貨を決めることが重要です。
また、特にデイトレの場合、
あなたがトレーディングをする時間帯も
考慮にいれる必要があります。
例えば、日本時間の真夜中、米国市場が活発な時間帯ですが、
この時間にニュージーランドドル(NZD)と
豪ドル(AUD)の売買は適していません。
この2つの市場は未明ということになるわけで、
取引参加者が極めて少ない時間帯であり、
値段が動く要因が少ないからです。
少なくとも取り扱う2つの通貨のうちの一方は、
その国が活動している時間帯のものから選ぶようにしましょう。
具体的には日本時間の昼間は、
片方は日本円(JPY)を含めたアジア・大洋州の通貨を必ず選ぶ。
日本時間の夕方以降は、ユーロ(EUR)や英ポンド等ヨーロッパ系の通貨を、
深夜以降は米ドル等南北アメリカの通貨を扱うのが常道であると思います。
実際にトレードを始めると、1つの組み合わせに偏りがちです。
得意な組み合わせがあることは、良いことです。
ただ、ドル以外の為替レートの決め方は、
それぞれ基軸通貨である対ドルレートを掛け合わせて算出しているため、
常に、それぞれの通貨の対ドルレートをチェックし、
あなたが扱っている通貨の相対的位置関係を
把握するクセをつけるようにしましょう。
日本円と英ポンドの取引をする場合、
GBP/JPYのチャート見るだけではなく、
同時にGBP/USDとUSD/JPYを見比べることを継続すると、
相場の感覚を掴むことができます。ぜひ、試してください。

FXのリスク part3 ネットワークのリスク
FXは一般的に、インターネットを利用します。
また、FX会社とカバー先とは、
やはり通信回線を使っています。
こういったIT・情報通信の技術の進歩とともに広がってきたFXですが、
この情報通信の部分でのリスクというのがあります。
まず、あなたのパソコンです。
あなたのパソコンがトラブルに見舞われたとき、
あなたはFXができなくなります。
インターネット回線が不調であった時も、同様です。
さらに、FX会社のサーバーが不調の場合
、FX会社からカバー先への通信回線にトラブルがあった場合、
さらにカバー先のサーバーにトラブルがあった場合、
と、あなたの発注に対して、情報通信関連での関門がいくつもあります。
トラブルではなくても、
指標の発表時等で注文が殺到し負荷が増大、
注文の執行に時間を要したり、
表示レートにタイムラグが発生するといったことも多々あります。
あなただけでは回避できないトラブルもあるわけです。
こういった際、あなたが注文を執行できずに
損失を出すこともあります。
FX会社に補償を求めたくなることもあるかもしれません。
しかし、FX会社は、補償に応じません。
あなたが口座開設の際に、
FX会社から提示された約款には、
通信上のトラブルがあっても補償しないと書いてあります。
頻発すれば、金融庁はFX会社に注意を促すことはありますが、
補償に応じることは滅多になく、
結果的に、投資家であるあなたのリスクになります。
ネットワーク関連のリスクについては、
あなたがすべてのリスクを負うことになるかもしれません。
しかし、そのリスクを軽減する方法もあります。
例えば、パソコン以外の発注方法を把握しておくこと。
ケータイ電話での取引方法、電話注文の方法等です。
また、複数のFX会社との口座を確保すること。
1社がダメであっても、他社では、取引ができる場合もあります。
完全にリスクをなくすことはできませんが、
多少でもリスク軽減策を用意しておく必要があります。
また、当然のことですが、
常に自分のポジションを把握するクセもつけておきましょう!

ボリンジャーバンドの基本
いま、もっとも人気のあるテクニカル分析の一つである、
ボリンジャーバンドについて、検証してみましょう。
まず、基本的なボリンジャーバンドの仕組みについて
、確認も含めて、記述します。
ボリンジャーバンドは米国のジョン・ボリンジャーが開発した手法です。
株価が移動平均線の周りに正規分布していると仮定し、
株価の分析に標準偏差という統計学の概念を盛り込んだのが特徴で、
日本でも利用する人が多い代表的な分析手法の1つです。
正規分布(標準偏差)というとわかりづらいですが、
偏差値といえば、馴染みがあるのではないでしょうか?
偏差値の場合、全対象を平均したものを50 としています。
これが、ボリンジャーバンドの場合の、
移動平均の値段です。
偏差値40 が-ボリンジャーバンドの場合の-1σ、
偏差値30 が-2σ、偏差値60が+1σ、偏差値70 が+2σだと思ってください。
統計上、-1σから+1σの間に約68%のデータが納まり、
-2σから+2σの間に約98%のデータが納まります。
つまり、-2σは、かなり安い水準であり、
+2σはかなり高い水準だと判断できます。
-3σになると、統計学的には極限に近い底値。
+3σは極限に近い高値です。
以上のような考え方で、-2σ以下が買いゾーン、
+2σ以上が売りゾーンとして売買するのが基本的な投資手法になります。
赤い丸が-2σ近辺に接近して買いゾーン。
白い丸が+2 シグマゾーンで売り。
概ね利益が確保できるのがわかります。
しかし、、、このボリンジャーバンドの考え方だけで、
トレードをするのは、無理があります。
というのは、統計学上の重大な矛盾が・・・

