どうも、FX士です。

今日は裁量トレードのデメリットについてお話します。

裁量トレードは理屈や理論等を語れば、非常に理にかなったトレードスタイルと言えます。

しかし、確かに理にかなったトレードを遂行できるのは、たったの1000分の1と言われており、そのことから、如何に裁量トレードで継続した利益を得ることが簡単ではないことをうかがい知ることができます。

その裁量トレードで理にかなったトレードを継続するに当たり障害となるデメリットをご紹介します。

裁量トレードのデメリットは3つ、


・トレーダーに与える心理的負担の増大

・感情的なトレード

・ギャンブルと紙一重


などが上げられます。


・トレーダーに与える心理的負担の増大

裁量トレードでは取引の全てにおいて自己裁量を必要とするものです。

そのため、トレードの勝敗は自身の判断に全てが委ねられます。

システムトレードの様に売買ルールに忠実になるだけのものではないため、取引の背後には常に「自分の判断でエントリーをした」と言うプレッシャーが付きまといます。

また、あくまでも未来の値動きを統計的に予測した自己裁量ですから、結果が予測に伴わないことも珍しいことではなく、「判断ミス」などのプレッシャーも同時に覆いかぶさり、それらはトレーダー本人の心理に大きな負担となります。


・感情的なトレード

様々な要因を視野に入れた裁量トレードはエントリーポイントの割り出しが非常に慎重であり、優位性も高いと言えます。

しかし、エントリーポイントを探るだけが裁量トレードではありません。

「銘柄の選択」「仕掛け」「仕切り(損切り・利食い)」のトレードに関するすべての行為を自身の考えで執り行わなければなりません。

また、取引によって自身のお金に影響をもたらすFXですから、感情的になってしまいがちです。

これが、システムトレードなら取引の全てがルール化されていて、自身の感情をそのルールが縛り付けてくれるため、感情に流される行為の排除ができます。

しかし、その機能の無い裁量トレードでは自分の思惑通りに取引を進められると言うことから、含み益を抱えていて、更なる利益の追求に走ったり、含み損を抱えている時に目先の損失の取り返しをはかり、損切りが出来ないなどの感情に左右された取引になってしまう可能性があります。


・ギャンブルと紙一重

刺激を求めるような人にとって裁量トレードは非常に危険なトレードスタイルとなります。

特にお金を増やすと言うことに刺激を感じてしまう人は理性を忘れたギャンブルをしかねません。

なぜなら、FXはカジノのルーレットと同じ要素があり、ギャンブルとは紙一重だからです。

カジノのルーレットは赤と青を当てる、ほぼ2択のギャンブルで、FXもエントリー後の価格が上がるか下がるかの2択です。

そして互いに自分で掛け金の設定がされます。

システムトレードの様にしっかりと取引額の設定と厳守ができれば問題ありませんが、自分の裁量・考え・独断で取引額を判断する裁量トレードでは、無理な取引額の設定もたやすく出来てしまいます。

一度でも瞬間的にギャンブルに走り勝ちを得てしまった人は尚更ギャンブルな取引を続けてしまいます。

お金が絡み、感情的になってしまう裁量トレードは判断によっては資産運用ではなく、ただのギャンブルにもなりかねないのです。

どうも、FX士です。


今日は裁量トレードもメリットについてお話したいと思います。


裁量トレードのメリットは3つ



・値動きの変動に便乗

・未来の値動きの優位性の高い予測

・トレーダーとしてのスキル



などがあります。



・値動きの変動に便乗


裁量トレードはありとあらゆる売買判断の材料から取引を進めるため、一つのルールに縛られない取引方法です。


また、取引の対象となる為替相場には常に不規則な変化を見せる特徴があり、生き物の様にその時代の経済・景気・世界情勢などの影響を受け、値動きの姿を変化させています。


その変化する要素から、一般的にFX手法の王道と言えるシステムトレードのような、テクニカル分析やファンダメンタル分析を主とし、ある一定の固定された売買ルールを定めているツールでは、そのロジックが通用する期間に限界が訪れ、いづれ通用しなくなってしまいます。


しかし、裁量トレードは様々な要因から売買の判断をし、変化する値動きに合わせて取引のスタイルも同時に変化させることができるため、為替相場に対して半永久的に通用させることが可能になります。



・未来の値動きの優位性の高い予測


裁量トレードは、システムトレードの様に売買ルールを理解すると言うものに重点を置くではなく、現状の値動きや値動きに影響をもたらす経済指標等にまず重点を置き、それからその値動きに合わせた売買ルールを過去の経験等を頼りにその場で考え取引に挑みます。


取引に入る前に、値動きの方向性などを予め経済指標などから予測するため、ただルールを理解し、そのルールだけに絞った取引をするシステムトレードよりも、遥かに未来の値動きを考えた取引になり、もちろんその優位性は高いと言えます。



・トレーダーとしてのスキル


裁量トレードは独自の判断で取引を行います。


システムトレードでは何らかの完全に固定されたルールによる取引で「勝ち」を得ても、その勝ちトレードを得た根源は取引をした本人の力ではなく、売買ルールが勝ち取ったものです。


しかし、自分の判断で取引をする裁量トレードの「勝ち」は自分の判断力から得たものであり、システムトレードとはその点が大きく異なります。


反対に負けた場合ではシステムトレードの場合だと、売買ルールに沿って取引をしただけと言うことで、負けの要因をルールに押し付け、なぜ負けたのか等の負け原因を突き止めることができません。


しかし、裁量トレードでは自分自身の判断で執り行われたトレードの結果が「負け」と言うことで、その責任は全て自分に降りかかります。


そのため、意識的に徹底した負けトレード発生の原因を探るような行動を自然体で行えます。


この繰り返しから、本当の意味でトレーダーとしてのスキルをアップさせることに繋がるのです。

どうも、FX士です。


裁量トレードの売買判断は分析による情報や経済、世界情勢の情報以外に、取引者本人が持つ為替相場に対する知識も大きく関係してきます。


そして、為替相場に対する知識として、それぞれの銘柄(通貨・通貨ペア)の特徴を把握は取引に大きく影響します。


各国それぞれの文化があり、その国ごとで習慣や宗教、言語、衣食住等、独特なものがあります。


為替相場にも、各国の通貨によって、それぞれの特徴があります。


今日は「銘柄による特徴」について3つの主要通貨である米ドル・ユーロ・ポンドの特徴をお話します。



米ドル(USD) アメリカ合衆国


・世界の基軸通貨

・米国の経済動向や政治要人の発言により変動


各国の中央銀行が外国準備高として保有したり、企業・個人が国際間取引で広く使用する機軸通貨として世界経済の中心的役割を果たしています。


そのため米ドルの為替変動は、全ての通貨の為替変動に影響を及ぼします。


FOMCにて決定される政策金利や米国の景気等により影響を受ける通貨です。



ユーロ(EUR) EU圏内


・米ドルと相反する動き

・ドイツ等EU主要国の経済状況により変動


ユーロ圏は米国経済圏に匹敵する経済圏であり、ユーロは米ドルに続いて主要と考えられている通貨で、ユーロはドルとそう反する動きをする傾向があります。


米ドルに比べてはっきりとしたトレンドが形成されやすい通貨として知られています。


ECBの金融政策会議にて決定される政策金利や、主にドイツ、フランスの景気等により影響を受ける通貨です。



ポンド(GBP) イギリス


・値動きの大きい通貨

・英国貿易収支やBOEの政策金利により変動


ボンドはイギリスの通過ですが、イギリスは欧州権主要国では唯一ユーロの導入されていない国です。


ポンドは値動きが非常に大きい通貨であり、ハイリスクハイリターンな特徴を持っています。


ポンドはBOEの金融政策会議にて決定される政策金利により影響を受ける通貨です。


取引によく用いられる3つの通貨を見ても、それぞれ違いがはっきりとしていますね。


また、日本の円は流通か少ないため、値動きに大きな影響をもたらしにくい通貨です。


ですから、クロス円をして、円を中心におき米ドル・ユーロ・ポンドを組み合わせた通貨ペアで比較すると違いが分かりやすく、予想が立てやすいとされています。

どうも、FX士です。


裁量トレードはファンダメンタル分析テクニカル分析から主な売買判断材料として広く使われていますが、それ以外にも、経済ニュース(経済指標)・雑誌・新聞等から知ることのできる「経済的要因」や、地震・ハリケーン・火山等の「自然要因」、戦争・テロ・金融政策、要人の発言等の「政治的要因」と言った3つの「変動要因」も為替に大きな影響があるため、売買判断の材料とされることが多いです。



まず、「経済的要因」についてですが、具体的にどのようなものを指すのかと言いますと、ヘッジファンド・景気・金利・株式・貿易・商品等が上げられます。


中でも景気と金利・貿易は為替相場に特に大きな影響を及ぼすと考えられており、雇用統計や政策金利、貿易収支などの大型経済指標として一般的に知られています。


また、3つの要因の中でもこの「経済的要因」の影響は大きく、為替相場に及ぼす期間が長いものもあり、サブプライムやリーマンショックの長期にわたる暴落が過去の分かりやすい例です。



次に「政治的要因」についてですが、具体的には要人発言や金融政策、政情、戦争、テロが上げられます。

政治的要因の過去例として、オバマ大統領のアメリカ大統領就任式などがあります。


また、テロ等の事前に予測することのできない突発的な事件等は一時的に為替相場に大きな変動を及ぼすレンジブレイクになりやすい要因です。


3つ目の要因である「自然要因」ですが、これは具体的にハリケーンや地震、火山が上げられます。


自然災害についても突発的に起こりえるもので、また、その災害の度合いも非常に不明確であるため、為替相場の変動を予測することは非常に難しいと考えられます。


尚、いづれの要因も経済指標の発表のある国によって為替相場に及ぼす影響は全くと言っていいほど異なります。


例えば日本の大型経済指標とアメリカの大型経済指標の発表があったとき、どちらの指標が為替相場に対して影響するのかと考えると、日本の経済指標よりもアメリカの経済指標の方が影響力が強いと考えられます。


なぜなら、世界に出回っている通貨量で見るとアメリカの「ドル」の方が日本の「円」よりも圧倒的に多いため、取引される量も大きくなります。


ですから、FX取引をする上で注意する経済指標としては、通貨量の割合を多く占めるドルやユーロ、つまり、アメリカやヨーロッパの影響力が強いとして、チェックする事が大きな為替の動きを掴むためには有効です。

どうも、FX士です。


裁量トレードではありとあらゆるものが売買判断の材料になっていますが、一般的にはテクニカル分析、ファンダメンタル分析が中心になっています。



テクニカル分析


テクニカル分析は為替の動きを、為替相場の値そのものだけで分析します。


分析されるのは、一定の時間内での数値です。


分析手法としては、ロウソク足平均足のチャート形状を使ったり、移動平均線MACD、ストキャスティクス、一目均衡表などのテクニカル指標を使ったり、また、様々な組み合わせから分析したりと方法は幅広く存在しています。


今ではチャートソフトを使うことにより、特定の設定さえすれば、コンピュータープログラムにより自動的に分析し表示してくれます。


チャートソフトはFXの口座を開設したFX会社が、無料で提供してくれます。


また、口座を開設しなくても、バーチャルFXといわれる、実際の為替の値動きをもとにしたFXのシミュレーションゲームですと、簡単な申し込みだけでチャートソフトを使うことができます。


また、デモ口座の開設をしてくれる証券会社もあり、架空のお金で実際のトレードを再現することもできます。



ファンダメンタル分析


ファンダメンタル分析は外国為替相場を動かす経済的な状況を分析する手法です。


外国為替相場を動かす主な要素として、各国の政策金利、国民総生産・貿易収支などの国力、株式相場、債権相場、商品相場、各国が発表する経済指標、輸入会社・輸出会社の為替手当(実需といわれるもの)ヘッジファンド・機関投資家の投資・投機(投機筋といわれるもの)などが上げられます。


グローバル経済といわれる現在の世界の経済状況は、コンピューターネットワークの発達で、あらゆる経済動向がお互いに影響しあい、ダイナミックな動きを作りだすこともあります。


昨今の世界同時不況といわれる状況を見てもわかりますように、世界のあらゆる経済動向が、お互いに、密接に、そして瞬時に影響を与え合っています。



FX(外貨国為替市場)のファンダメンタル分析の場合は、USドルとその他の通貨の関係を考えますので、アメリカ経済の分析がすべての基礎となります。


そして、アメリカ一国の経済分析ではなく、常に、アメリカとその他の国との比較で考えなければいけません。


例えば、アメリカ経済と日本経済はどちらが強いか、アメリカ経済と欧州経済はどちらが強いか、というように常に相対的な比較が重要になってきます。