どうも、FX士です。


今日は経済指標についてお話したいと思います。


その前に、既にご存知あると思いますが、為替相場が誕生してから今に至るまで、その形状を一定に保ち続けているわけでもなく、変化し続けてきました。


その変化に大きな影響をもたらしているのがその時代の景気や経済、政治や自然現象、世界情勢と言ったその時代の顔とも言えるものが関わっています。


経済や世界情勢と言ったものはその時代によって変化します。


そしてその変化に反応するかのように為替相場の変化し続けてきているのです。


ですから、経済指標を知ることは為替相場の今後の変化など、大きな予測を立てるのに非常に有力な手がかりとなります。


さて、その経済指標とは、経済活動の状況を示す代表的な指標、または経済活動の実態そのものを言い、株式投資のみならず、景気や経済の分析、ありとあらゆる金融投資の判断材料として用いられる指標のひとつになります。


経済指標の事は一般的にファンダメンタルとも呼ばれています。


ファンダメンタルは簡単に言うと直近の「生の経済情報」です。


例えば、政府が発表するGDP完全失業率日本銀行 が発表する短観 (企業短期経済観測調査)、総務省消費者物価指数 などのマクロな経済情報や、更には企業の決算時に公表される決算書類も、ミクロな経済情報としてファンダメンタル を構成しています。


すなわち、金融投資上のファンダメンタル とは人の想像や予測ではない「確定した実際の経済情報」のことであり、単純に指標として見る分には信頼に足るものであるといえるのです。


主なマクロなファンダメンタル 指標としては、GDP 、財政収支、国際収支、鉱工業生産、雇用 統計失業率 など)、消費関連(小売り売上、自動車販売など)、住宅関連(戸建て販売など)、設備投資 関連(建設受注、機械受注など)、CPI などがあります。


金利 、為替、株価 、原油価格といった市場の指標もファンダメンタル を構成する一部となります。

どうも、FX士です。


為替相場の分析は以前お話したテクニカル分析とファンダメンタル分析があります。


今日は、ファンダメンタル分析についてお話させていただきます。


外国為替証拠金取引(FX)におけるファンダメンタル分析とは、経済の基本(ファンダメンタル)を分析することで、将来の為替の動向を予測する分析方法です。


正直に言えば、外国為替証拠金取引(FX)ではテクニカル分析の予測があまりに的中するので、「ファンダメンタルズ分析は要らない!」という人もたくさんいます。


また、「ファンダメンタル分析は難しいし、経済・金融の知識がないから分からない!」といって諦めてしまう人も多いです。


2005年1月頃に1ドル=104円だった米ドルは、同じ年の12月には1ドル=121円まで上昇しました。


何と1年間で2割も上昇したんです。


こんな上昇は、どのテクニカルチャート分析を見ても一向に予想ができません。


でも、ファンダメンタルズ分析の基本中の基本を知っていれば、誰でもこうなることは予想できたのです。


理由はAアメリカのFOMC (連邦公開市場委員会:アメリカの日銀にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が年8回開く最高意思決定機関。


アメリカの金利がここで上げられたり下げられたりします。)がその期間中アメリカの金利を上げ続けたからです。


金利が上がれば、レートは上がる。


こんな単純なさえ知っていれば、誰でも米ドルの上昇は予想できたのでした。


この例のように、


中長期的な外国為替レートの予測はファンダメンタルス分析でしかできない


と言えます。


中長期的なトレンドを知っているのと知らないのとでは、儲け方が全く違います。


さきほどの米ドルの例で言えば、中長期的に上がることが分かっているのであれば、「買い」のときは多めに、「売り」のときは少なめにしていれば、必ず儲けにつながります。


で、中長期的なトレンドさえ、見られればファンダメンタルス分析は十分なので、簡単な知識さえ身に付けていれば、十分なファンダメンタルズ分析ができるとも言えます。

どうも、FX士です。


テクニカル指標には一風変わったものもあります。


今日はユニークなテクニカル指標として「新値足」と「ポイント&フィギュア」をご紹介します。


・新値足とは


日本に古くからある代表的なチャートで、時間の概念を使わず、値幅でトレンドを判断します。


相場の大きな転換をとらえるために有効な指標といわれています。


日本に古くから伝わる新値足は、時間の概念を排除した「非時系列チャート」の1つで、動いた値幅でトレンドを判断します。


大きな相場の転換点を知るために用いられ、複雑な計算が必要ないことから、入門者でも簡単に使える便利なテクニカル指標です。


他にはない特徴として、横軸(=時間軸)には意味がなく、縦軸(=値幅軸)のみを重視する点です。


新値足の作り方は至って簡単。


(1) 価格は終値のみを用います。

(2) 起点となる基準日を決めます。

(3) 終値が前日比で上昇している間は、右の行に陽線を足していきます。

(4) 終値が直前3本の陽線の終値を下回った時に、右の行に陰線を引きます。

(5) 終値が前日比で下落している間は、右の行に陰線を足していきます。

(6) 終値が直前3本の陰線の終値を上回った時に、右の行に陽線を引きます。



簡単に言うと、直近高値を更新した日に陽線、直近安値を更新した日に陰線をそれぞれ記入するだけです。


それ以外の日には一切記入しないので、トレンドがはっきりしている場合は有効ですが、持ち合い相場では、まったく機能できなくなることもあります。


どこで新値(直近高値と直近安値)の目安と判断するかでチャートの名前も変ります。


先の例は直前3本を基準にしているので「新値三本足」と呼ばれ、「新値五本足」「新値十本足」なども存在します。 


基本的な売買サインは、陰線から陽線に転換したら「買い」、一方、陽線から陰線に転換したら「売り」とされています。


・ポイント&フィギュアとは


価格の動きを○と×とで書き込んでいく、ユニークな指標。


「非時系列指標」のひとつで、トレンドを見極めやすいのが特徴です。米国では、この指標が一般的にもよく使われています。


新値足が、日本の「非時系列テクニカル指標」の代表とするなら、ポイント&フィギュア(P&F)は米国を代表するテクニカル分析で、一般的にも親しまれています。

P&Fは、まず特定の値幅、比率を決め、それを1ポイントとします。


終値が決めたポイント幅以上に動いたら、動いたポイント数を記入します。


価格が上昇した場合は「×」、下降した場合は「○」を書き込んでいきます。


この際、価格が同方向に動いている限り、同じ1行にポイントを付け足します。

終値が値幅間の端数の場合、上昇している場合(×)は切り捨て、下降している場合(○)は、切り上げとします。


○から×、×から○への転換は、価格が決められたポイント数以上、反対方向に動いたときに行われます。転換は通常3ポイントです。


まずは基点となる日を決定しますが、3ポイント以上の動きがあって、はじめて書き込みが始まります。つまり、最初は必ず3つの○か×が最低でも記入されることになります。


また、転換が起こった場合、反対の印は、1ポイントずらした地点から書き込みます。転換の場合も、起点と同じく、最低でも3つの印が記入されることになります。


P&Fの基本的な見方は、前回の高値(安値)を抜けた地点が売買のポイントとなります。トレンド転換やトレンド方向を見る上でも、慣れれば、非常にわかりやすい指標ということができます。


ただしP&Fをうまく機能させるには、適正な値幅を設定することが必要です。


値幅が小さいとダマシが多くなり、大きいとサインが出にくくなってしまうからです。自分の売買に適合する値幅を見つければ、強い味方となってくれるはずです。

どうも、FX士です。


今日はオシレーター系のテクニカル指標についてお話します。


オシレーター系のテクニカル指標は買われすぎ売られすぎを表すもので、トレンドの方向性の変化を予測する目安として使うものです。


一般的に良く使われているオシレーター系テクニカル指標としては、「RSI」「MACD」があります。


・RSIとは


オシレーター系の中でも特に代表的な指標で、相場の過熱感を判断する指標として、多くの投資家が使用しています。

RSIは訳すと「相対力指数」となります。


テクニカルトレーディングの第一人者、J・W・ワイルダーによって考案されました。価格全体の変動幅に対して、上げ幅の割合を見ることによって、相場の過熱感を判断する、オシレーター系の代表的な指標で、通常、逆張り投資に活用します。


価格が上下する振れ幅を一定のレンジにおさめ、反転するタイミングを分析して売買ポイントを探り当てるのです。  レンジは0-100%。計算期間内の「値上がり幅」が「値下がり幅」より大きかった場合、RSIは50%以上、逆に小さかった場合は50%以下を示します。


したがって、上昇トレンドでは50%以上のレンジ、下降トレンドでは50%以下のレンジで推移しやすい傾向にあります。計算期間は14日間がよく用いられます。

一般的には70-80%を超えると「買われすぎ」で売りサイン、20-30%を下回ると「売られすぎ」で買いサインととらえますが、トレンドの局面によって、水準は変化します。


ただ、急騰・急落相場などにおいては、いままで買い(売り)水準としていたポイントも変化するため、注意が必要です。


・MACDとは


「マックディー」の呼び名で親しまれており、価格の動きに対して先行性があると言われ、信頼性が高く使いやすい指標です。

MACDは、「移動平均収束拡散法」と訳され、2本の指数平滑移動平均(EMA)の乖離線です。


乖離線は相場の先行指数として非常に有効な指標です。


また、指数平滑移動平均線とは、一定期間の平均値を単純計算した単純移動平均線とは違って、直近の値動きをより重視しています。


MACDは、一般的に12日の指数平滑平均から26日の指数平滑平均を引いて求められます。


要するに12日線と26日線の差を表しているわけですから、12日線と26日線が交差するポイントでは、数値はゼロとなります。

また、価格が下降から上昇へと反転するポイントで

は上昇トレンド、上昇から下降に向かっていく時には下降トレンドを描くことになります。  MACD単線では、ゼロラインを下から上抜けた時が「買い」、逆に下抜けたときが「売り」のポイントと判断します。


しかし通常は、MACDを移動平均した「シグナル」を併用した売買分析がよく使われます。


期間としては9日がよく用いられ、MACDがシグナルを下から上抜いたら「買いサイン」、逆に上から下抜いたら「売りサイン」と判断します。移動平均線を利用している指標なので、オシレーター系では珍しく、順張り投資に向いています。  ゼロラインを基準としたり、シグナルを用いることによって、自分の主観を介入させることなく、機械的に取引できることがMACDの特徴といえるでしょう。


MACDは、売買ポイントの設定を自分で判断しなければいけないRSIなどとは違って、売買タイミングがはっきりとつかめることから、FXでは人気の指標となっています。

どうも、FX士です。


今日は、トレンド追随型テクニカル指標について説明させていただきます。


トレンド追随型のテクニカル指標とは、相場の「方向」を探るものとして活用される指標です。


トレンド追随型テクニカル指標の代表的なものとしては「移動平均線」「ボリンジャーバンド」などが上げられます。


・移動平均線とは


移動平均線とはある一定期間の終値の平均値を算出したもので、それを結んでラインにしたものです。


移動平均線は相場価格の動きとともに更新されていくもので、チャートを見る誰もが最も目にする指標の一つ、テクニカル指標の基本中の基本とも言えます。


日足の場合は5日、25日、75日が良く使われ、週足では13週、26週、52週などが良く使われます。


また、期間の異なる2本の移動平均線を同時にチャートへ表示させ、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けたら「ゴールデンクロス」と呼び、買いのエントリーサイン、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けたら「デッドクロス」と呼び、売りのエントリーサインとしてよく知られています。


・ボリンジャーバンド


ボリンジャーバンドは1980年代前半にジョン・ボリンジャー氏により考案されました。移動平均線に変動幅を考慮した指標です。非常に見やすくポピュラーな指標のひとつで、移動平均線の上下にボラティリティ(変動幅)を考慮したバンド(線)を引いたものです。

バンドは移動平均線からその期間の標準偏差(価

格の散らばりの度合:σ=シグマ)を加えることで計算します。


相場が統計学的な"正常値"のバンド内に収まっているかどうかを見るための指標と言うことができます。


具体的には、価格がバンドの上限まで上昇すると、統計学的には、修正される傾向にあるというものです。


そのバンド幅は相場の値動きの大きさ(ボラティリティ・変動幅)を要素に組み入れているところが特徴です。そのことからトレンドの転換点を判断する指標として、用いられるのが一般的です。


また、ボリンジャーバンドに値動きの反転率を表すフィボナッチを組み合わせたボリンジャーバンドフィボナッチも良く使われいます。