あらゆることはデッドラインで決まる。 | 専業トレーダーブログ

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僕は、FX専業トレーダーという人生を選んだんだ。日々の生活から考え方・トレード検証まで。



誰もが、いつも締め切りギリギリになってようやくエンジンがかかり、何とか間に合わすということがよくあるはずだ。自分はこういう性格だから。とはよく言うけれど、これはほとんどの人に共通する性質なんだ。


例えば会社で、上司からある書類作成の仕事を依頼されたとする。期日にはまだかなり余裕があるので、日々少しずつ進めていこうと考える。でも大抵の場合は、あんなに余裕があったのにもかかわからず、前日になって一気に仕上げて何とか期日に間に合わすことになる。


これが意味するのは、仕事が完了するまでにかかる時間はその量ではなく、期日であるデッドラインによって決まるということなんだ。


たとえ膨大と思える仕事で期日が迫っていても、大抵の場合は何とか間に合ってしまう。そのデッドラインに何らかの成果を出すことが前提となっているから、余分なものを極限にまで省いて期間内に完成させてしまう。そうしてできあがった成果は、シンプルで本当に重要なことだけが含まれているから、実は質も上がっているんだ。


逆に期日に余裕があると、提出物のデザインに凝ったりし始めて、本来必要のないことに時間を使ったり余分なものが多分に含まれるような成果物ができてしまう。


この仕事が終わって、時間に余裕ができれば遊びに行こう!と思って始めても、かなりの確率で遊びに行くことはできない。デッドラインが変わっていないから、結局はそのギリギリまで仕事をすることになるんだ。

本当に遊びに行きたいのであれば、まずその遊びの予定を先にきっちり入れてから仕事に取りかからなければいけない。取り組める時間は少なくなったとしても、新たなデッドラインが確定している以上、そこに向かって終えることができるんだ。


期日が迫ってくると、そろそろ始めないと。。とじわじわ感じ始める。僕は、そう感じ始めてから取りかかればいいと思っている。余裕があるときにゆっくり始めても、結局そのタスクに取り組む時間が多くなって、他に使える時間がなくなってしまう。

というよりも、そのデッドラインを意図的に縮めてしまうんだ。自分の中の決意だけでは弱いから、他の予定などを無理矢理入れる。そうすることで、結局そのタスクに関わる時間を少なくできて、1日の密度を凝縮することができるんだ。


これは、人生という大きなスパンで捉えても同じことが言える。自分にはまだまだ時間があると思っていると、しなくてもいい事やどうでもいい事に時間を使ってしまう。

自分のデッドラインを意識して、自分に残された時間なんてそんなに長くはないと強く思うことができれば、日々をもっと真剣に生きられる。そうすることで日々の密度がどんどん凝縮されて、同じ1年なのに他の人の3年・5年分を生きられるようになるんだ。


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