衆議院選挙は民主党が300議席超を確保する圧勝でした。
前回の総選挙の数と全く間逆となる形になりました。
結果
民主党 308(115)
自民党 119(300)
公明党 21(31)
共産党 9(9)
社民党 7(7)
国民 3(4)
みんな 5(4)
改革 0(1)
日本 1(0)
諸派 1(1)
無所属 6(6)
注
()内の数時は前回の結果です。
過半数は241議席
すべての常任委員会で委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる議席数である絶対安定多数は269議席
第45回衆議院選挙の投票率は69.28%となり、小選挙区比例代表並立制で行われるようになった平成8年以降の衆議院選挙で最も高くなりました。
与党は自民、公明両党で公示前の計331議席から計191議席を減らし、
自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を失う大惨敗を喫しました。
1996年の旧民主党結党以来、13年で悲願の政権交代を果たしたことになります。
以前93年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民8党派による細川連立政権も過去確かにありました。
しかし2大政党間の政権交代は戦後初めてです!
戦後政治の大きな転換点となります。
首相指名選挙をする特別国会は9月14日の週にも開会、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名され、
同党を中心とした連立政権が発足することになります。
一方オバマ米大統領は、「日本の新政権との緊密な協力関係を期待している」との声明を発表しています。
週明けの為替市場では、ドル円が93.30円近辺、ユーロ円が133.50円近辺と、先週末のNY引けより円高の水準でクォートされていました。
実際日経平均は序盤から200円超上昇し、民主党圧勝に対するご祝儀相場の様相となっています。
一方で為替相場も政局への期待感からの円買いが先行しています。
ただお祝いムードも束の間。
午前終了時には日経平均は前営業日比のプラス圏からマイナス圏へ下落しています。
上海株で売りが先行していることも重石となっているようです。
ただ、海外勢が日本の政治動向にどこまで興味を抱いているかは不透明です。
むしろ為替の値動きをみている限りでは寧ろ結果は織り込み済といったところ。
早急に今回の選挙結果を織り込んで、中国の設備投資や金融市場の規制といった、
他のアジア市場の材料に関心が移行しているのではないでしょうか。
衆院選結果を受けた円買いが早々と巻き戻されることにもなりかねないため注意が必要ですが
いずれにしましても現在の流れは円高に向いていますので
流れには逆らわず戻り売りをセリングクライマックスまで狙っていくのがセオリーでしょう。