本日8時に発表された英ライトムーブ住宅価格が-2.0%と2002年8月からの統計開始以来最低を記録しましたが午前中は市場参加者が少なく相場にはあまり影響は出ませんでした。
しかしながら夕方に入りロンドン勢が入ってくると途端にポンドが大きく下落ました。
英ライトムーブ住宅価格が統計開始以来最大の下落率を記録した事もありあますがさらに、ブランチフラワーBOE(英中銀)政策委員が
「英国経済はリセッション(景気後退)に向かって進んでいる」
「政策金利は現在の水準をはるかに下回るべき」
との見解を示した事もポンドの下落圧力になっているのではないでしょうか。
ブランチフラワー委員はMPC(金融政策委員会)内で最もハト派とされており、昨年10月以降9会合連続で利下げに投票し、特に今年5・6月の会合では、9名のなかで唯一利下げに投票(他の8名は据え置き)しています。
(ひまわり証券記事参照)
またテクニカル的には先週は下影陽線引けとなっています。
212円付近では底堅い動きを見せた一方で、切り下がってきた(213.8円)が重石になっているようです。
214円近辺は6月末にも上値トライに失敗した水準だけに、今回も同水準では戻り売り圧力が強まることになる可能性が高いです。
これまで勢いよく上昇してきただけに残りのパワーでこの固い水準を突破するためには正直厳しいため一旦の反落が考えられます。
そしてエネルギーを溜めたあとまた上値トライをしてくるのではないでしょうか?
レジスタンス 213.83(200日線)
18日終値 213.25
サポート 211.89(21日線)
注(下影陽線とは?)
下影陽線とは下側のひげ(下影)の長い陽線のことです。
長いというのは、その銘柄の過去の平均や、実体の長さと比較してという意味になります。
下影が長い陽線とは、一旦は下げたけれども、それを挽回してさらに値を上げたということですから、相場の意味としては「かなり強気」となります。
(株式用語辞典参照)