ポンド円は目先の目標だった5月9日の安値199.80円の下抜けを達成。
199円割れまで安値を更新しました。
英タイムズ紙が、英経済は深刻な成長リスクにさらされていると指摘。
この観測記事に続くタイミングで、ブランチフラワーMPC委員が「すでに景気後退期に入っている」、「利下げが必要」と述べ、テレグラフ紙のインタビューにおいては50bpの大幅な利下げが必要であるとの考えを示しました。
景気減速見通しが強まったユーロ圏以上に、英景況が悪化するではないかとの見方から、対ユーロでのポンド売りも活発化。
弱材料に敏感に反応し、全方位的にポンドが弱含む状態となりました。
ポンド円は3月17日の年初来安値192.58円を目標とした売り局面の道中のような格好となっています。
先週末からの短期チャートによる下落トレンドの延長線193円近辺まで、今週は下落余地を見ておきたいところです。
ただ、市場のバイアスが利下げ方向へ傾いているなか、来週9月4日MPCに対するエコノミスト予想がすべて5%据え置きになっているとはいえ、下向きのポジションを積み上げている市場参加者の買い戻しが進む可能性がある点は留意しておくべきでしょう。
しかしながら買い戻しをさらに後押しする新たな材料が出てこなければ戻りも限定的。
今週の下落幅がいって来いとなる204.61円程度が反発の限界となる確率は高いです。
いずれにしても15時、20時の順張り戦略をとった方が無難のように感じています。