田嶋智太郎さんの記事を参考にしながら書いています。
それは日本国債についてです。
今年の年明けにCDS市場において日本国債の保証料率が高まりました。
そのため中国よりもデフォルトに陥る可能性が高くなったのは記憶に新しいところです。
またS&Pが日本国債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更しています。
IMFが2009年7月に発表したレポートによれば日本が”このままのペース”で国債発行残高を積み上げた場合2020年にも国債を国内で消化しきれなくなると言います。
ちょっと考えてみれば分かるのですがこのレポートは子供手当も農家戸別補償もない頃に書かれています。
しかし周知の通り今年度の予算規模は過去最大となっており税収よりも国債が上回るという事態が発生しています。
つまりIMFの予測よりも国債発行ペースが上がってきているということです。
借金の返済能力を疑われた国の通貨は大きく下落するため該当国はインフレに襲われます。
テクニカルパターンでは既にドル円は上昇の兆しを見せてきておりユーロもギリシャ問題など落ち着いてくれば今後数年単位で円安に動く可能性が高いのではないかと考えています。
2005年あたりからキャリートレードで一気に円安になったことは記憶に新しいでしょう。
いずれ日本の国債問題が注目された場合もっと勢いを増した円安に見舞われることを考えておく必要があると考えています。
ドル円ではファンダメンタルズもテクニカルも長期的に円安を示しだしているためそれに続き、ファンダメンタルが強い豪ドル円、カナダドル円の上昇には意識を持っておきたいところです。
日本は今後の舵取りをしていくに当たってもっと経済に強い人材が政界に出てきてほしいと感じています。
シンガポールはひとつの例ですが面白いと感じています。
- 年収700万以上あれば平均で雇用を3人生むためすぐにでも国民の資格を得ることができたり
- シンガポールに住んで年収1000万を超えようもんなら国から国民にならないかと打診がきたり
- 投資で得た利益に対する税金を引き下げたり(キャピタルゲインは0)
- 国からは企業に融資はせず投資(株主となる)をし良い企業になるようサポートし
- 法人税率を引き下げ企業誘致と規模拡大を促しています。
また指紋を使ってイミグレーションの通過を簡素化しているところにも効率化の早さを感じます。
もちろん日本とシンガポールでは国土面積も経済規模も違うためフットワークには違いが出るでしょうがいずれにしましても人口と経済規模の拡大を成功させているシンガポールから学ぶことは多いのではないでしょうか。
FXのレバレッジ規制にしましても日本国民が真にグローバル化した場合、レバレッジなどの規制のないイギリスへ投資資金が向かうでしょう。
ここまで経済的に住みにくくなってくるとどこの国民になろうかと考えたくもなってきます。
これから日々常識が変化していく激動が予想されるため生涯教育の意味合いも増していくことでしょう。