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ニューヨークダウは、中国人民銀行による一部金融機関への流動性供給や、発表された5月の米耐久財受注が3.6%(予想3.0%)、4月の米ケースシラー住宅価格指数が12.05%(予想10.60%)、6月の米消費者信頼感指数が81.4(予想75.0)、そして5月の米新築住宅販売件数が47.6万件(予想46.0万件)といずれも予想を上回ったことから反発し、前日比100.75ドル高の14,760.31ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米経済指標がいずれも強かったことから、量的緩和縮小観測が強まり、暫定値ながら前日比0.060%上げて2.597%で引けました。

原油価格は、発表された米経済指標がいずれも強い内容となったことから、ドル買いが優勢となり、その影響から売りが強まる場面もありましたが、ニューヨークダウが上昇したことから買い気が強まり、前日比0.14ドル高の95.32ドルで引けました。

金価格は、発表された米経済指標がいずれも強い内容で、ドル買いが優勢となったことから売られ、前日比2.00ドル安の1,275.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、チャイナ・リスクから、ドル/円は売られ、ロンドンでは、一時96.96近辺まで下げました。

しかし、マーケットはこの材料に乗って売り込んでしまったもようで、ショートカバーが始まり、さらにニューヨークに入ると、発表された各米経済指標の結果が予想をいずれも上回ったことから、ショートカバーが本格化し、一時98.02近辺まで上昇しました。

結局、ドル/円は、5、10、25、90日といった日足の移動平均線のゾーンから抜け出すことができないでいます。

まだ、上下いずれかの方向のレンジブレイクには、時間がかかりそうです。

EUR/USDは、1.3072近辺の200日移動平均線がまだサポートとなっています。

今日も日足の実体で、この水準を割り込むか試すものと思われます。

ドル/円の実勢レートは、依然として、5、10、25、90日の各移動平均線に挟まれており、目先はまだ拮抗する可能性が高そうです。

しかし、時間の経過とともに、複数の移動平均線の収束はさらに進み、どこかのタイミングで、上か下にブレイクアウトするものと思われます。

ブレイクアウトの直前に、日足で寄せ線(寄り付きと引け値が同一か、極めて近い形状)が出た時は、翌日動きが出ることが多いと言えます。

しかし、動きが出てから乗っても遅くはなく、逆にフライング気味で入ると、痛い目に遭うことがありますので、あまり焦らないことだと思います。

昨日、ニューヨークダウが下がったことから、今日の日経平均も下がると見て、東京オープンまでドル/円の売りが強まりました。

しかし、予想外に日経平均が強含みでオープンしたこと、それに加えて、本日が5・10日(ごとうび)で、輸入企業からのドル買いも多く、ドル/円は反発しています。

依然、移動平均線の収束過程にあり、基本的には、目先は揉み合いと見ています。

しかし、その後方向性ははっきりしてくるものと思われます。

個人的には、上げではないかと見ています。

ニューヨークダウは、中国の株式市場の急落や、米国の量的金融緩和策の縮小をめぐる思惑を受けて不安定な値動きとなり下落し、前週末比139.84ドル安の14,659.56ドルと、4月22日以来約2ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上昇して始まったものの、その後次第に利益確定の動きが優勢となり上げ幅縮小し、暫定値ながら前週末比0.013%上げて2.544%で引けました。

原油価格は、中国経済に対する警戒感やニューヨークダウの下落などで売りが先行したものの、その後買い戻され、前週末比1.48ドル高の95.18ドルで引けました。

金価格は、中国経済に対する警戒感やニューヨークダウが下落したことを受けて売られ、前週末比14.90ドル安の1,277.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、乱高下の末、97.70前後に落ち着きました。

EUR/USDは、下値を試しましたが、結局下げきれず、1.31台前半に戻しました。

ドル/円は、96.96近辺にある5日移動平均線と98.76近辺にある25日移動平均線にはさまれた格好になっています。

こうした移動平均線が収束過程にあるため、基本的にはレンジ内での揉み合いが続くものと思われます。

ただし、欧米企業の中間決算も終盤に入り、特に米系企業の利益送金(ドル買い円売り)は入りやすくなっているものと見ており、基本的には買い気は強いものと思われます。

EURUSDは、1.3072近辺にある200日移動平均線を日足の実体で下に割れるかが課題です。

本日、興味を持って見ているのは、GBP/USDです。

GBP/USDは、サポートらしいサポートが目先にはなく、むしろ、1.5414近辺にある25週移動平均線を下回って今週が始まり、加えて1.5388近辺の25日移動平均線にも絡んできており、下落の可能性が高いものと思われます。

ただし、懸念材料としては、GBP/USDの日足チャートがクリアに下落を示唆しているため、既に多くのマーケット参加者がショートにしているのを、今日の下がりづらい値動きから感じます。

したがい、これから、特にロンドンが入ってくると、ショートスクイズ(ショートポジションの崩し)にいったん買い上げられる可能性があるものと見ており、そこを十分引きつけて売るのも手ではないかと考えています。