ニューヨークダウは、発表された3月の米中古住宅販売件数が492万件と予想の500万件下回り売りが一時強まったものの、米企業決算への期待を背景に続伸し、前週末比19.66ドル高の14,567.17ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、発表された米中古住宅販売が予想を下回ったことで逃避買いが優勢(利回り低下)となりましたが、ニューヨークダウが底堅かったことや、商品市場も落ち着いた動きだったことから戻し、暫定値ながら前週末比0.010%下げて1.695%で引けました。
原油価格は、発表された米中古住宅販売件数が予想を下回り売りが一時強まったものの、値頃感から反発し、前週末比0.75ドル高の88.76ドルで引けました。
金価格は、値頃感からの買戻しが続き、前週末比25.60ドル高の1,421.20ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、99.88-90近辺にあるとされるかなり大きな売りに上値を抑えられ小緩んでいたところに、予想を下回る米中古住宅販売件数が発表され、一時98.98近辺まで下落し、その後も安値圏で横ばいでした。
EUR/USDは、EUR/JPYの売りに押され、一時1.3015近辺まで下落しましたが、その後反発し1.3068近辺まで戻しました。
100円を突破を狙うマーケット参加者もいれば、それを阻止しようとする他のマーケット参加者もいて、昨日の場合、G20を無事通過して、100円突破の期待が高まりましたが、防戦的な売りオーダーに上値を阻まれ、結局ロング筋が投げた相場だったと言えます。
思い出される過去の例から申し上げますと、あまりの売りの多さに、上値は鉄壁という見方がマーケットで広まり、徐々にマーケットの中で戻り売りをするマーケット参加者が増えたことによって下がらなくなり、買戻しに上の売りを飲み込んで上値を突破したことがありました。
つまり、正攻法で買い先行で攻めても、上の売りを飲み込んでロングになるばかりで上げきれません。
しかし、上の売りを壁に戻り売りが膨らんで下がらなくなると、買戻しによって売りを飲み込み上げやすくなります。
そういう意味では、今は、上は鉄壁という見方が強まる必要があるように思います。
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