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ニューヨークダウは、売りが先行したものの、発表された週次の米新規失業保険申請件数は34.0万件(予想34.5万件)、そして4月の米新築住宅販売件数は45.4万件(予想42.5万件)と予想より改善したことから下げ渋り、前日比12.67ドル安の15,294.50ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、早期の量的緩和の縮小はないとの見方が強まり、利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて2.014%で引けました。

原油価格は、売りが先行しましたが、ニューヨークダウが下げ渋ったことから前日水準まで急速に値を戻し、前日比0.03ドル安の94.25ドルで引けました。

金価格は、日経平均の1000円超の急落を受け、逃避的に買われ、前日比24.40ドル高の1,391.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、日経平均の急落を受け、ロンドンで一時100.83近辺まで下落しましたが、ニューヨークに入ってからはジリジリと値を戻し、クローズあたりでは、102.00近辺まで回復しました。

EUR/USDは、1.29台前半で横ばい推移でしたが、EUR/JPYは132.00近辺まで戻しています。

しかし、今日の日経平均の動向しだいでは、また円高に振れるリスクがあり、まだ予断を許しません。

マーケットが全体的に、ベア(弱気)になって売れば、ショートが積み上がり反発するものと思われます。

昨日のニューヨークでの反発だけでは、まだ本格的な反発力はないのではないかと見ています。


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気をつけなければならないのは、ドル/円は、当初設定したターゲットレベルである104.10近辺が近づいてきていることです。

104.10の根拠は、日銀により異次元緩和が決定された4月4日以降の高値と安値である、4月11日の高値99.95と4月15日の安値95.80の差が4.15となり、5月9日の上へのブレイクによって、高値99.95に4.15を足した104.10がターゲットと見ました。

もちろん、その水準でピンポイントで相場が上げ止まるとは見ていませんが、105.00の心理的抵抗線にも接近してくるため、104.10前後で、ある程度、足踏み状態になるか、あるいはいったん利食い売りが集中して反落する可能性もあると思われます。

ということで、当面のターゲットレベルに到達したら、焦ることなく、じっくりと利食うことも、大事だと思います。


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ドル/円が、上昇しています。

ひとつには、ドル/円との相関性の高い、米国債10年物利回りが、昨日2%台に乗せたこともありました。

しかし、それ以上に、昨日の黒田日銀総裁の会見で、日本の長期金利上昇に対して、金利低下を促すための具体的な方策を示さなかったことに、債券市場で失望感が広がりました。

このため、今朝日本の10年債利回りは、一時1年2ヶ月ぶりに1%台に乗せたことも、影響しているものと見ています。


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ニューヨークダウは、バーナンキFRB議長の議会証言で、「雇用の持続的回復が確認できれば、今後数回の金融政策会合で資産購入ペースを縮小できる」と述べたことから、金融緩和策の早期縮小に対する懸念が高まり下落し、前日比80.41ドル安の15,307.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、バーナンキFRB議長の議会証言は当初金融緩和維持の強い内容だったものの、ドル高が強まったことが利回りを押し上げ、暫定値ながら前日比0.109%上げて2.035%で引けました。

原油価格は、バーナンキFRB議長の議会証言は当初金融緩和維持の強い内容だったものの、EUR/USDが下落(ドル高)したことや、発表された米週間石油在庫統計でガソリン在庫が大幅に増加していたことも嫌気され下落し、前日比1.90ドル安の94.28ドルで引けました。

金価格は、バーナンキFRB議長の議会証言は当初金融緩和維持の強い内容だったものの、EUR/USDが下落(ドル高)したことから売られ、前日比10.20ドル安の1,367.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、バーナンキFRB議長の議会証言は当初、金融緩和維持の強い内容で、一時102.68近辺まで下落しました。

しかし、その後同議長が「雇用の持続的回復が確認できれば、今後数回の金融政策会合で資産購入ペースを縮小できる」と述べたことが伝わると、一時103.73近辺まで急上昇しました。

そして、相場はそれでは終わらず、発表されたFOMC議事録で、「数人が経済情報が力強ければ、早ければ6月会合での縮小主張」との発言が記されていたことを受けて、ニューヨークダウが下げに転じたことから、一時102.73近辺まで反落しました。

EUR/USDも高値1.2998近辺、安値1.2833近辺、EUR/JPYも高値133.80近辺、安値131.96近辺の間での乱高下となりました。

いつもながらのFRB、FOMC絡みのイベントでの右往左往のマーケットでしたが、基調はドル高で良いように思います。


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本日の東京タイムに、日銀の金融政策決定会合があり、その後黒田総裁の記者会見が予定されています。

今回の金融政策決定会合では、4月に決定された事項の効果を見るものと思われ、新たな政策は出てこないものと見ています。

また、黒田総裁の記者会見についても、今週月曜日、甘利経済再生相から、「過度の円高の是正はかなりできたと世の中で言われている」「これから円安がどんどん進むと国民生活にマイナスの影響がでてくる」といった円安にブレーキをかける発言が出たばかりです。

したがい、政府と日銀の足並みが揃っていることを示す意味から、黒田総裁からはあえて為替については触れないものと思われます。

現状、マーケットは、日銀に新たななんらかの政策を期待しているため、ドル/円はやや買い気になっているようですが、期待はずれとなれば、軟化するものと思われます。


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