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いったん97.70近辺まで緩んだドル/円は、再び98円に一時乗せてきたということは、東京・アジア勢は改めてロングメイクしている可能性があります。

このまま、底堅い動きがロンドンオープンまで続くようであれば、ロンドン勢は売ってくるものと思われます。

ロンドン勢は、いったん攻め始めるとしつこく攻めてきます。

特にしつこく攻めてくる時は、ストップロスがある場合が多く、十分な警戒が必要です。

安倍晋三首相が、日曜のNHKの番組で、秋に第2弾の成長戦略に取り組み、思い切った投資減税件を行う考えを示しました。

これを受けて、ファンド勢が早朝から、ドル/円を買ったもようです。

日経平均も前週末より、約400円上昇しましたが、材料出尽くし感から重くなり、ドル/円も緩んでいます。

ドル/円は、基本的には、レンジ相場に入ってしまったものと見ており、往ったり来たりの相場だと思われます。

シドニーでは、ドル/円が、強含みです。

ただし、ドル/円の日足の形状は、決して強くはありません。

買いが先行しても、その後反落する可能性が高いと見ています。

また、AUDとNZDが、対ドル対円で、軟調なのが目立ちます。

【ご参考】
先週金曜のニューヨーククローズのレベル
ドル/円 97.51
EUR/USD 1.3214
EUR/JPY 128.85

ドル/円の反発に必要なものはなにかと言えば、ショートポジションが膨らむことです。

そのためには、マーケットが、ドル/円は下がるというベア(弱気)センチメントになることが必要です。

それで、実際にもショートポジションが膨らめば、マーケットに反発力が出てきて、相場が反転します。

これが相場の反発に必要なことですが、実際のところ、ドル高円安志向が強いため、そうしたベアにセンチメントが転換することは、実際上、かなりむずかしいものと思われます。

そうなると、安値圏での停滞の期間が長くなる可能性が高くなると思います。

ドル/円は、日本株が上がらないことが、海外勢に嫌気され、昨日の海外で売りが殺到したようです。

短期のファンド筋のポジションは軽くなったものの、投資家筋のドル/円のロングポジションはまだあるようで、潜在的な売り圧力になりそうです。

米国では量的緩和縮小観測が後退気味、また日本では日本株が重いことから、比較的低位安定しているユーロやポンドに関心が移っている可能性があります。

そして、6月の欧米勢の中間決算が、既存にできているポジションの手仕舞いを促しているものと思われます。